スケジュール、ミッション、ビンゴ、地図。
いろいろ盛り込んだこのしおりが、実際どれくらい効果があったのか。旅のあと、子どもの様子を振り返って、正直な感想をまとめてみました。
しおりの中で一番力を入れて作ったのが、旅のスケジュールページでした。

ですが、結果としては…何度説明しても
「つぎ、じいじばあばのところ?」
がエンドレス。
フェリーの乗り継ぎや移動の意味は、4歳にはまだ難しかったようです。
「今日はどこからどこへ行く」という流れよりも、
“最終的に会いたい人がいる”
という一点のほうが、ずっと大きかったみたいです。
フェリーの移動も、本人なりに疲れを感じていた様子で、スケジュールを把握するどころではなかったのかもしれません。
4歳には「旅程」を把握することは難しかった様子。
スケジュールを時系列で理解させようとするより、「じいじばあばに会いにいく旅なんだよ」と軸を持たせたり、すごろく形式でシールを貼ったりスタンプを押したりと、遊びの要素を加えた方がよかったかも、と思いました。
毎日ひとつ、「ありがとう」を意識するミッション。
これは、想像以上によかったです。
「ありがとうのこと、できた?」
「今日はなんのありがとうだった?」
そんな声かけをすると、自然と一日を振り返る時間ができました。
さらに、シール制度があったおかげで、
「シール貼れるようにがんばってみる?」
の一言が、“応援スイッチ”になってくれました。

旅の途中では、お店で「ごちそうさまでした」「ありがとう」が勇気を出して言えていて、これは感動でした。
ビンゴは取り組んでよかったコンテンツでした。

「××あったよ!」
「◯◯ないねぇ?」
「つぎは△△探そう!」
自分から周りに意識を向けて、探して、見つけて、報告して、喜ぶ。
観光地を“連れて歩かされる”のではなく、“自分で探索している感覚”に変えてくれました。
これは家の近所の散歩にも応用できそうです。
「今どこにいるかわかる?」
という“場所認識ミッション”は、正直あまりピンときていない様子でした。

島の名前、港の名前、県名、そしてその距離感覚。
大人には当たり前でも、子どもには「点が線につながらない」感覚なのかもしれません。
今回しみじみ思ったのは、
旅育は、全部うまくいかなくていい。
ということです。
スケジュールは理解できなかったけれど、ビンゴで世界が広がった。
地理は難しかったけれど、ありがとうは心に残った。
大人の「こうなってほしい」が入らなくても、子どもは子どものスピードで、ちゃんと何かを持ち帰っている。
それが見えただけで、しおりを作った意味は十分でした。
次に作るなら、こう変えます。
旅育は、完成形がないから面白い。その子に合わせて、毎回ちょっとずつ“育てていくもの”なのだと思いました。
帰ってきてからも、
「これ○○で見つけたね」
「ここ楽しかったね」
と、しおりを見ながら話しています。
旅が終わっても、しおりはそのまま“思い出の本”になります。
ただの旅行が、“家族の物語”に変わる。
旅育って、そういうものなのかもしれません。
]]>この日は、五島列島を離れ、複数のフェリーと車を乗り継いで私の実家へ向かう一日です。
移動ルートは、福江港 →(フェリー)長崎港 →(車)島原港 →(フェリー)熊本港 →(車)実家
なかなかの移動距離ですが、息子は朝からとても元気。
「きょう、じいじばあばのところいくんでしょ?」
五島列島の旅は最終日。でも息子にとっては、実家での生活が始まる“スタートの日”でもありました。
フェリーと車を何度も乗り継ぐ移動日は、正直、大人にとっては体力勝負です。
特に熊本港行きの熊本フェリーは、船がかなり年季の入ったタイプで、船内におむつ替えシートが見当たらず、座席のみの船内でした。
座席が並ぶタイプの船でしたので横になれるスペースもなく、0歳の娘にはやや厳しい環境。疲れも出てきて、抱っこであやしながらの移動になりました。
「子連れでの長距離移動は、設備の新しさが本当に大事だな…」
と感じた瞬間でした。
ところが。
同じ熊本フェリーでも、息子にとっては最高の1時間になりました。
というのも、甲板に出ると――カモメ、カモメ、カモメ。

たくさんのカモメが船のまわりを飛び交い、乗客がかっぱえびせんを投げると、空中で上手にキャッチするのです。
どうやら定番のようで、皆さん慣れた手つき。
息子はというと、大はしゃぎで1時間ほぼすべて甲板で過ごしました。
「つかまえた!」「すごい!」「また きた!」
息子にとっての今日のハイライトは、完全にここでした。
日が暮れるころ、ようやく実家に到着。

祖父母の顔を見ると、息子の表情がふっとゆるみます。娘もごろりと横になれて、どこか安心したような様子。
この旅の本当の終着点は、「五島列島」という場所ではなく、「帰れる場所」と「会える人」だったのだと思いました。
五島列島の旅はこの日で終了。
0歳娘にとっては、「よくわからないけど、いっぱい抱っこされて移動した日」
4歳息子にとっては、「カモメと遊んで、じいじばあばに会いに行った日」
そして私にとっては、「今回の旅は目的地で過ごす時間だけでなく、その先に会う人との時間がゴールだったのだ」と感じた一日でした。
]]>私と息子、娘は観光へ。親がそれぞれ「やりたいこと」を叶える日があってもいい、そんなバランスの大切さを感じた一日でした。
向かった先は大瀬崎灯台。福江港から車で約1時間のドライブです。
展望スポットからも灯台を見下ろせますが、せっかくなので近くまで行ってみることに。娘は抱っこひも、息子には歩いてもらい、片道約1.2kmの道のりを進みました。

体力に自信のない方や、あまり歩けないお子さんには少しハードかもしれません。ですが、吹き上げる風、波が岩を打ち付ける音、潮の香り…。そのすべてが「自然の迫力」を五感で感じられる体験でした。写真では伝えきれない、圧倒的なスケールに思わず言葉を失います。
灯台のあとは、近くの「ちょうちん家」さんで昼食をとりました。地元の方が通うお店のようで、訪れた平日のランチタイムは土建屋さんのおじちゃん達で満席。ご飯は売り切れで麺類のみ、とのことでした。
息子のリクエストで焼きそばを注文し、魚のすり身揚げも単品で追加。

私は本音では皿うどんやちゃんぽんにも惹かれていましたが、ここは子ども優先。結果、焼きそばもすり身揚げもとてもおいしく、大正解でした。
座敷はなかったため、娘は壁際のベンチに寝かせ、私の体でガードしながらの食事。落ちないように気を遣いました…。
福江港で釣りを終えた夫と合流し、そのまま鬼岳へ向かいました。駐車場からすぐに登れる山で、子連れでも無理なく楽しめます。
山頂からの眺めは想像以上。夕日に染まる空と海、島のシルエットがゆっくりと表情を変えていく様子に、ただ「きれい」という言葉しか出てきませんでした。

短時間でこれほど満たされる景色に出会えるのも、五島ならではです。

5日目の朝は、高井旅コテージの目の前の海で釣りからスタートしました。

チェックアウトが11時だったおかげで、朝の時間に余裕があり、ゆっくり海遊びができました。子どもたちにとっては、宿がそのまま遊び場になっている感覚で、最高の一日の始まりでした。
目の前は海水浴場なので、夏の時期に来るのがベストかもしれません。
お昼ご飯を奈良尾港付近で済ませたあと、九州商船フェリー「万葉」で奈良尾港から福江港へ移動しました。

佐世保港→有川港の移動で使用した「いのり」と違ってキッズスペースはありませんが、授乳室は女性トイレの横にしっかりあります。赤ちゃん連れでも落ち着いて過ごせて安心しました。
海を眺めながら、ようやく旅の後半に来たなぁという気分にひたる時間でした。
福江に着いたあとは、おやつにカフェ「ごとカフェ」へ。
ごとカフェ (GOTO CAFE)のご予約 – 五島市その他/カフェ | 食べログ
店内のお土産をゆっくり見ていたら、オーダーストップの16時半を過ぎてしまいましたが、テイクアウトならOKでした。閉店間際にありがとうございます。。
芋ソフトは芋好きの私に完全に刺さる味。濃厚なのに甘ったるさがなくて、旅の疲れがふっと抜ける感じでした。
トッピングには特産品の「かんころもち」をチョイス。息子も「いも?もち?」と不思議そうに食べていました。
この日の宿は「セレンディップホテルGOTO」。
SERENDIP HOTEL GOTO(セレンディップ ホテル ゴトー)<五島・福江島> 宿泊予約【楽天トラベル】
福江で“和室のあるホテル”に絞って探して見つけたのですが、これが大正解でした。
建物はリフォームされていてとてもキレイ。一階にはカフェ兼コワーキングスペースがあり、パソコンで作業したり本を読んだり、落ち着いた時間が流れていました。
奥にはキッズスペースがあり、本やおもちゃがあるので、子どもが遊んでくれている間、親はカフェでひと息つけそうな雰囲気でもあります。
コインランドリーも併設されているので、長旅ではありがたいポイント。
連泊の場合は、必要なときだけ清掃をお願いするスタイルで、タオル・水・コーヒー・歯ブラシは翌日部屋の前に置いてくれます。
合理的だけど温かみもあって、今っぽさを感じるホテルでした。
ホテルから歩いてすぐの商店街にある居酒屋へ。
福江島の街は夜でも歩きやすく、旅の疲れを癒しながらのんびり夕飯を楽しみ、この日は終了しました。
3日目は、朝から佐世保港へ向かい、九州商船「いのり」に乗って有川港へ移動しました。

船内には女性トイレ横に授乳室・おむつ替えスペースがあり安心しました。この船は中から施錠できましたが、別の日に了解した「万葉」は施錠出来ませんでした。


一方で男性側には無かったので、男性と赤ちゃんで乗船するときは、スタッフの方に相談してみてくださいね。
キッズコーナーも用意されていて、息子はクッションで跳ねたり寝転んだり、移動時間を楽しんで過ごしていました。


有川港に着く頃には天気も良く、まずは “蛤浜” を散策。

海の透明度が高く、日差しも風も心地よくて、子連れでも歩きやすいスポットでした。
そのまま頭ヶ島へ移動して、頭ケ島天主堂を見学しました。
頭ヶ島天主堂を含む各教会の見学は予約フォームがあり、予約をして向かいました。ミサや冠婚葬祭などで見学できない場合や、一度に多くの見学者を受け入れられない場合もあるようです。
島の静けさに包まれた空気感が、とても印象的。

急がずゆっくり見ることで、子どもたちにも落ち着いた時間を提供できる場所でした。
宿泊先は楽しみにしていた「民宿えび屋」さん。
到着してすぐ、夫と息子は夕方の短時間だけ釣りへ。宿近くでできる釣りは、帰りの体力を気にせずできるのでお手軽です。
夕食は噂どおり、味も量もすごく満足度が高い内容でした。

息子はご飯をおかわりし続けるくらいお気に入り。新鮮な海の幸に、息子とこの魚は何かな?と会話が弾みました。
娘は持参した膨らませるベビーバスで大浴場にて沐浴。寝具は息子の保育園お昼寝布団を持ってきて娘用にすることで、おしっこ漏れを気にせず休ませることができました。
部屋や設備のきれいさ、細やかな心遣いも素敵で、また泊まりたくなる宿でした。
新門司港で下船してからは、北九州の大型スポット「いのちのたび博物館」へ向かい、その後は佐世保へ移動しました。
フェリーを降りて車を走らせると、意外とすぐ博物館に到着します。
道中の景色も新鮮なので、4歳児はずっと窓の外に夢中でした。
“恐竜×生き物×歴史”が全部そろった、子連れ天国みたいな場所でした。
中に入ると本当に圧巻で、特に巨大な恐竜骨格に4歳息子は一瞬で吸い込まれていました。

展示は幅広いのに、導線がわかりやすいので子ども連れでも歩きやすかったです。
動く恐竜模型の展示も気に入り、何度も鑑賞しました。

さらに、この博物館は 子連れへの配慮がとても手厚い のが推しポイントです。
0歳娘は途中で授乳しながら過ごせたので、安心感が大きかったです。
4歳もキッズスペースで気分転換しながら回れるので、長時間いられそうなスポットです。

館内にはレストランがありませんが、歩いて行ける距離にイオンがあり、そこでランチ可能です。
チケットは 再入場OK なので、「午前は展示 → お昼はイオン → 午後また戻る」という動き方ができます。
すぐ近くにある小型科学館「スペースラボ」も、触って遊べる展示が多いようで、ハシゴするのにちょうどいい距離です。
博物館を出たら、そのまま佐世保へ。車移動は長めですが、博物館でたっぷり歩いて満足した4歳児は車で寝落ちしました。
夕飯は 井出ちゃんぽん 佐世保店 へ。
座敷があるので赤ちゃん・幼児連れに優しい店舗でした。ベビーカーを横に置く必要もなく、0歳ベビーも寝かせておけて安心です。

野菜たっぷりとは聞いていましたが、野菜を食べないと落ち着かないわたしは、野菜大盛にして息子とシェア。息子も麺と一緒に野菜をほおばっていました。
佐世保のホテルにチェックインしたあとは、宿でゆっくり。
いちにち博物館で歩き回ったうえ、北九州↔︎佐世保間の移動で疲れていたので、宿でゆっくり過ごしました。
夫は佐世保の街を少し散策。佐世保港はイルミネーションが綺麗だったようです。
・いのちのたび博物館は授乳室・キッズスペース・休憩スペースがあり長時間滞在できそう
・チケットで再入場可能なので、昼食で外出したり、子供の調子に合わせて予定を調整しやすい
・歩いて行ける距離にイオンがあるため、子連れランチの選択肢が多い
・近くにスペースラボがあり、体力や時間に余裕があれば組み合わせても楽しめる
・井出ちゃんぽん佐世保店は座敷があり、赤ちゃん連れでも安心して入店できる
・本物の展示に触れることで「写真や動画と現実の違い」を体感できる
・恐竜や化石などのスケール感が、子どもの世界観を一気に広げる
・「名前がわからなくても、驚いた気持ち」を大切にする体験になる
2日目も移動が多い日でしたので、子どもが疲れが取れるよう“メリハリのある流れ”になりました。
博物館で好奇心を刺激して、ごはんで満たされて、ゆっくり休む。
大人も子どもも満足しやすい、バランスのいい1日だったと思います。
]]>移動が多い日ですが、夜のフェリー泊は「非日常の始まり」として子どもの気持ちがぐっと高まる時間になります。
1日目は、細かい設備や部屋選び、赤ちゃん対策などは 別記事にまとめています。ここでは“旅の流れ”に絞って書いていきます。
お昼過ぎに家を出て大阪南港へ向かいます。
4歳の息子は、港の灯りが見えはじめた瞬間にテンションが一気に上がります。港のスケール感や光の反射って、子どもの心をつかむ力がすごいです。
0歳娘は比較的静かにチャイルドシートで寝てくれました。
“スイートJ(和室)は子連れにおすすめしたい個室。
赤ちゃん+幼児連れでフェリー泊をするなら、この安心感は代えがたいです。
ただし部屋の詳細・ミルク対策・入浴方法・温度調整・持ち込みごはんなどは、レビューした別記事にまとめています↓↓
この1日目レポートでは、流れだけ軽く触れておきます。
荷物を置いたあとは船内散策へ。
キッズスペースはシンプルですが、4歳にはちょうど良い“気晴らしスポット”になります。何もない空間でも、夜の船内では有難いスペースです。
夜は部屋の窓から真っ暗な海を観察します。

「あの灯りは何かな?」「いまどの辺にいるのかな?」
そんな会話が自然に生まれるのが旅育です。
0歳娘はフェリーの揺れが心地いいの、か自然と入眠しました。
※詳細はリンク先の記事で深掘りしています。
特に0歳&4歳という年齢差があると、長距離移動はどうしても負担が大きくなります。
フェリーはそれを“負担”ではなく、“思い出”に変えてくれる移動手段だと実感します。
1日目は、このフェリー泊が大成功でした。翌日以降のエネルギーにもつながるスタートになりました。
]]>大阪南港→新門司→佐世保→上五島→五島列島(福江島)→実家までの7日間ルート。
子どもと一緒の旅行は、ワクワクと不安が同居します。でもその全部が“学びの素材”になるのが旅育のいいところです。
今回の旅は、フェリー泊から始まり、上五島中通島〜下五島福江島を駆け抜けて実家まで帰る7日間。
実際に子連れで旅したからこそ分かったリアルなコツや感動をまとめました。
「移動そのものが思い出になる夜」
旅のスタートはフェリー。夜の出港で、子どもの生活リズムを壊しにくいのが助かるポイントです。
寝ている間にスーッと距離を稼げて、朝には違う港に着く“非日常な体験”が子どもにとって最高の体験になりました。
0歳児とのフェリーでの過ごし方についても記事を別にしてまとめてみましたよ。
朝に新門司港に到着。朝食は下船前に済ませました。
そこから「いのちのたび博物館」へ移動。恐竜の骨格標本に始まり、動物のはく製展示や動く恐竜の体験型展示に子どもが一気に惹きつけました。触れる展示も多く、旅育とも相性抜群でした。
夕方は佐世保へ移動して「井出ちゃんぽん」。シェアしやすいし、やさしい味だから子連れ的にも安心。
私は特製ちゃんぽん野菜大盛りを頼み、息子とシェア。息子は麺をメインに食べ、私は野菜メイン。息子にも麺に紛れ込ませて、気休め程度に野菜補給。旅先はどうしても野菜不足になりがちですが、お腹いっぱい野菜が食べられて満足しました。
宿泊は佐世保のホテルでゆっくりと過ごしました。
朝に佐世保港からフェリーで中通島有川港へ。
到着後は、透明度バツグンの“蛤浜へ。干潮の時間帯に訪れたこともあり、砂浜が広くて、息子はあふれ出る体力を発散するように走り回っていました。小さなカニを見つけて喜んでいましたよ。
頭ヶ島天主堂では、静かな世界遺産の雰囲気を感じられて、旅育的にも深みのある時間。ステンドグラスが綺麗だね〜と見学をしました。
予習で、教会はなぜあるか、宗教とはなにか、その辺りのお話をしてみましたが、4歳にはまだ早かったみたいです(当たり前ですね)。幼児でも学べる隠れキリシタンの絵本がないか探したのですが、そういった本も見つけることができませんでした。
夕方は宿の近くで釣り。少しの時間で色々釣れたようで、息子は大喜び。旅の“海あそびパート”の手応えを感じた瞬間になりました。
そして料理が美味しいと噂の民宿「えび屋」へ宿泊。噂通り最高の料理たちでした。宿も民宿とは思えない旅館のようなホスピタリティで、大満足の宿泊となりました。
この日は海沿いの観光を楽しむ予定でしたが、爆風。予定通りいかない経験も柔軟に対応する姿こそが、子どもにとっては“教材”。
簡単に観光して、コインランドリーで溜まった洗濯物をまわし、服の補充をしました。フェリーから既に3泊していたので、洗い替えができてホッとしました。
宿は高井浜旅コテージ。目の前は砂浜のオーシャンビュー。広さがあって子どもがのびのび過ごせました。
そしてここでも、チェックイン後の夕方に、近くの堤防で釣り。たくさん小魚が釣れ、息子は暗くなるまで没頭していました。
朝は上五島で締めの釣りタイム。
旅の中で“何度も釣りをする環境”って、釣り好き親子なら贅沢な旅かもしれません。
奈良尾港から福江島へ渡り、着いたら「ごとカフェ」で名物『芋ソフト』で休憩。カフェは16時半でオーダーストップでしたが、テイクアウトには応えていただけました。甘いものの力は絶大で、移動の疲れが一気に戻りました。かんころもち、焼き芋もトッピングに加えて、お芋を存分に楽しみました。
宿は1階にコアワーキングスペースを兼ねたカフェが入った「セレンディップ」。リノベーションしたホテルなのか、イマドキな内装と落ち着いた空間で、安心して休めました。
夫は本格的な瀬渡し釣りへ。私は子どもたちと大瀬崎灯台へ。
岩肌を打ち付ける波や低木を揺する風で大自然を感じました。“風の音で会話が消える”みたいな自然体験は、都会ではなかなか味わえません。大瀬崎灯台の近くまで行かれる場合は結構な急登を上り下りしなければならないので、体力に自信のない方やお子さんは気を付けてくださいね。
夕方は港で夫を拾い鬼岳へ。広い空と丸い山が広がる景色が、旅のクライマックスにぴったりでした。
フェリーで福江から長崎へ移動して、最後は実家へ。
久しぶにじぃじ、ばぁば、ひぃばぁばに会えるということで、息子はウキウキ。
旅の終わりに次の楽しみがあることで、最後まで楽しい気持ちで終えることができました。
今回の旅では、「旅育しおり」を作って持っていきました。
スケジュールで見通しを立てたり、ありがとうミッションで一日を振り返ったり、見つけたものビンゴで周囲に目を向けるきっかけを作ったり。
正直なところ、「うまくハマったもの」もあれば、「思ったより難しかったもの」もありました。
年齢による理解度、その日の疲れ具合、子どもの気分…。やってみて初めてわかることばかりでした。
このあたりは、別記事で正直にまとめています。
海・風・島の文化・釣り・移動の多さ。
どれも子どもにとって、ただのレジャーじゃなく「学びの素材」になった旅。
とくに、上五島①・②・③で釣りができて、息子が“自分で魚を釣った”という体験を繰り返し味わえたのは、今回の旅のハイライト。
移動距離は長めでしたが、それが逆に“景色の変化”を生んで、毎日が新しい冒険のようでした。
このまとめ記事が、これから旅育にチャレンジしたい家族のヒントになればうれしいです。
夫が息子に「釣れた!」の成功体験をさせようと仕掛けたこともあり、釣り大会は息子の圧勝でした。

0歳5ヶ月の娘と4歳の息子を連れて、名門大洋フェリー「フェリーふくおか」で大阪南港から新門司港へ。
4歳の息子が赤ちゃんだった頃から何度も乗ってきた我が家目線で伝えたい、子ども(赤ちゃん)連れフェリー旅のポイントをまとめます。
今回のレビューは2025年11月段階の「フェリーふくおか」の状況です。フェリーごとに設備内容がやや違いますので、ご参考程度にご覧いただけますと幸いです。
うちの4歳の息子は、生後数ヶ月の頃からこのフェリーに乗っています。赤ちゃん連れの船旅は心配が多いですが、名門大洋フェリーはポイントさえ押さえれば過ごしやすいです。
特に個室のファーストJ(和室)は、子供連れにオススメです。
ゴロゴロ寝転んだり、ベッドからの転倒を気にする必要がない畳の部屋はこども連れにほんとうにオススメです。子供って、床もベッドも区別しませんからね…。
ファーストJ(和室)はゆとりがあるぶん、家族みんなの余裕につながります。
部屋の造りは快適で助かる部分が多いのですが、注意したいポイントもあります。
離乳食や飲みものを冷やしておきたい時は、保冷バッグが必要です。離乳食は常温タイプのベビーフードが良いですね。後述しますが、共同のレンジもあります。
ミルクは部屋の湯沸かし器で作れるので問題ありません。部屋の水道から飲用可能な水が出ます。
あまり高温ではありませんがお湯も出ますので、身体を拭いてあげたい時に温かいおしぼりが作れていいかもしれません。※ミルク用ではないので、ミルクのお湯は湯沸かし器で作ってくださいね。
フェリーは全体的に乾燥気味。
我が家は濡れタオルをハンガーに掛けて簡易加湿をしています。
個室の予約はとても埋まりやすいです。WEBの予約開始日に予約をおすすめします!
船内レストランもありますが、子どもと一緒だとタイミングや混雑で難しいことが多いと思います。
実際に今回の旅でも、レストランが満席だという放送が流れていました。はらぺこな子供って機嫌が悪くなりますよね。
それが理由で、我が家は毎回 持ち込みが基本です。
持ち込むものはできるだけシンプルにしていて、
など、手間がかからないもの、部屋の給湯器で対応できるものが中心。
フェリー旅は「食事のラクさ」も快適さを左右するので、無理しない工夫がおすすめです。
女性用大浴場には赤ちゃん用バスチェアがあるので、一応大浴場に一緒に入れます。夫に確認したところ、男性側にもあるそうです。(湯船に赤ちゃんも浸かってよいかは確認していません。)
ただ、混雑しているとペースがつかめず大変に感じることが多いと思います。また船は微妙に揺れているので、万が一大きな揺れがあったら…と思うと不安ですよね。
今回はシャワールームを使って、膨らませるベビーバスで入浴させてみました。
こんなタイプのベビーバスです↓

やり方はこのような流れ↓
個室のシャワールームは、
に分かれています。着替えスペースのスノコ上にレジャーシート→バスタオルの順に敷いて使いました。
割とスムーズに終わったので、夫婦やご家族で乗船される時にオススメしたいです。ただ、
ときは、赤ちゃんを狭いスノコ上で待機させないといけないので、床を這い回ったり、揺れで転げたりして危ないかもしれません。
また、すこのスペースに(レジャーシートとバスタオルは敷きますが)子供を転がすことに抵抗がある、シャワールームの床にしゃがんで沐浴させるのが大変、そんな方は大浴場がいいかもしれません。
大浴場前には混雑具合が分かるモニターがありますので、空いたころを見計らって利用できます。
脱衣所にはおむつ替えシート

大浴場にはバスチェア

がそれぞれ1台設置してあります。
帰りに4歳息子+0歳娘を連れてワンオペ大浴場に挑戦してみました。帰りの便「フェリーおおさかⅡ」の脱衣所・大浴場はやや狭く、赤ちゃん連れでワンオペ利用するには厳しいと感じました。利用日は幸い空いており、他のお客様にやさしくみ見守られて何とかなりましたが…。
ファーストJ(和室)には薄手のタオルが4枚設置されてありました。バスタオルはないので、敷物用のバスタオルや、柔らかめのバスタオルは持ち込んでくださいね。
色々書きましたが、長男が0歳の時は部屋で出るお湯を使って体を拭く程度にしたと思います。無理はせず、安全第一で済ませてくださいね。
キッズスペースはシンプルで、おもちゃは置いてありません。
それでも4歳の息子は寝転んだり身体を動かしたりして楽しそうにしています。

長距離移動の合間に部屋でない場所に出向けるだけで、気分転換になります。
ファーストJ(和室)は進行方向側の窓が特徴で、出発してすぐの明石海峡大橋も部屋から見えます。

赤ちゃんを抱っこしながらでも景色が楽しめるのは、子連れにはありがたいポイント。冬の甲板は寒いですしね。
夜中は星まで見えちゃいます。子供と夜の海観察、けっこうワクワクしますよ。
子連れ、特に赤ちゃんとのフェリー旅は不安が多いですが、名門大洋フェリーは赤ちゃん連れでも過ごしやすく、個室を選べば移動そのものが“休息時間”になります。
準備と環境づくりさえ整えれば、思ったよりずっと快適に過ごせますよ。