この日は、五島列島を離れ、複数のフェリーと車を乗り継いで私の実家へ向かう一日です。
移動ルートは、福江港 →(フェリー)長崎港 →(車)島原港 →(フェリー)熊本港 →(車)実家
なかなかの移動距離ですが、息子は朝からとても元気。
「きょう、じいじばあばのところいくんでしょ?」
五島列島の旅は最終日。でも息子にとっては、実家での生活が始まる“スタートの日”でもありました。
フェリーと車を何度も乗り継ぐ移動日は、正直、大人にとっては体力勝負です。
特に熊本港行きの熊本フェリーは、船がかなり年季の入ったタイプで、船内におむつ替えシートが見当たらず、座席のみの船内でした。
座席が並ぶタイプの船でしたので横になれるスペースもなく、0歳の娘にはやや厳しい環境。疲れも出てきて、抱っこであやしながらの移動になりました。
「子連れでの長距離移動は、設備の新しさが本当に大事だな…」
と感じた瞬間でした。
ところが。
同じ熊本フェリーでも、息子にとっては最高の1時間になりました。
というのも、甲板に出ると――カモメ、カモメ、カモメ。

たくさんのカモメが船のまわりを飛び交い、乗客がかっぱえびせんを投げると、空中で上手にキャッチするのです。
どうやら定番のようで、皆さん慣れた手つき。
息子はというと、大はしゃぎで1時間ほぼすべて甲板で過ごしました。
「つかまえた!」「すごい!」「また きた!」
息子にとっての今日のハイライトは、完全にここでした。
日が暮れるころ、ようやく実家に到着。

祖父母の顔を見ると、息子の表情がふっとゆるみます。娘もごろりと横になれて、どこか安心したような様子。
この旅の本当の終着点は、「五島列島」という場所ではなく、「帰れる場所」と「会える人」だったのだと思いました。
五島列島の旅はこの日で終了。
0歳娘にとっては、「よくわからないけど、いっぱい抱っこされて移動した日」
4歳息子にとっては、「カモメと遊んで、じいじばあばに会いに行った日」
そして私にとっては、「今回の旅は目的地で過ごす時間だけでなく、その先に会う人との時間がゴールだったのだ」と感じた一日でした。
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5日目の朝は、高井旅コテージの目の前の海で釣りからスタートしました。

チェックアウトが11時だったおかげで、朝の時間に余裕があり、ゆっくり海遊びができました。子どもたちにとっては、宿がそのまま遊び場になっている感覚で、最高の一日の始まりでした。
目の前は海水浴場なので、夏の時期に来るのがベストかもしれません。
お昼ご飯を奈良尾港付近で済ませたあと、九州商船フェリー「万葉」で奈良尾港から福江港へ移動しました。

佐世保港→有川港の移動で使用した「いのり」と違ってキッズスペースはありませんが、授乳室は女性トイレの横にしっかりあります。赤ちゃん連れでも落ち着いて過ごせて安心しました。
海を眺めながら、ようやく旅の後半に来たなぁという気分にひたる時間でした。
福江に着いたあとは、おやつにカフェ「ごとカフェ」へ。
ごとカフェ (GOTO CAFE)のご予約 – 五島市その他/カフェ | 食べログ
店内のお土産をゆっくり見ていたら、オーダーストップの16時半を過ぎてしまいましたが、テイクアウトならOKでした。閉店間際にありがとうございます。。
芋ソフトは芋好きの私に完全に刺さる味。濃厚なのに甘ったるさがなくて、旅の疲れがふっと抜ける感じでした。
トッピングには特産品の「かんころもち」をチョイス。息子も「いも?もち?」と不思議そうに食べていました。
この日の宿は「セレンディップホテルGOTO」。
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福江で“和室のあるホテル”に絞って探して見つけたのですが、これが大正解でした。
建物はリフォームされていてとてもキレイ。一階にはカフェ兼コワーキングスペースがあり、パソコンで作業したり本を読んだり、落ち着いた時間が流れていました。
奥にはキッズスペースがあり、本やおもちゃがあるので、子どもが遊んでくれている間、親はカフェでひと息つけそうな雰囲気でもあります。
コインランドリーも併設されているので、長旅ではありがたいポイント。
連泊の場合は、必要なときだけ清掃をお願いするスタイルで、タオル・水・コーヒー・歯ブラシは翌日部屋の前に置いてくれます。
合理的だけど温かみもあって、今っぽさを感じるホテルでした。
ホテルから歩いてすぐの商店街にある居酒屋へ。
福江島の街は夜でも歩きやすく、旅の疲れを癒しながらのんびり夕飯を楽しみ、この日は終了しました。
朝はえび家さんの豪華な朝食からスタート。

旅の後半に向けてのパワーをしっかり補給できました。
午前中は風が強すぎたため、観光は無理せずコインランドリーで洗濯したり、ドライブをしたりとゆるい時間の使い方に切り替えました。


午後は風裏を探して釣りスポットをめぐりましたが、これといった場所が見つからず…。
予定より早めに海沿いのコテージ『高井旅コテージ』へチェックイン。
高井旅コテージ・ログハウス<五島・中通島> 宿泊予約【楽天トラベル】

オーシャンビューのコテージで、直接海岸に向かえるので、海遊びには最高の宿でした。夏に来たかった…。
その後、近くの堤防で再び釣りにチャレンジ。

夕方は風も少し弱まり、息子はネンブツダイやベラを何匹も釣り上げて楽しんでいました。
エサつけ→針外し→バケツに入れて観察、まで全部自分でやりたがる時間が続き、成長がぎゅっと詰まった瞬間でした。

予定していた飲食店が閉まっていて焦りましたが、小さな商店「ナイスデイ」で購入した地魚のすり身あげをメインに、野菜たっぷりワンタンスープ・レンチンごはんを足して即席夕飯に。
普段と違う“特別ご飯”に、息子も嬉しそうに食べていました。
移動が多い日ですが、夜のフェリー泊は「非日常の始まり」として子どもの気持ちがぐっと高まる時間になります。
1日目は、細かい設備や部屋選び、赤ちゃん対策などは 別記事にまとめています。ここでは“旅の流れ”に絞って書いていきます。
お昼過ぎに家を出て大阪南港へ向かいます。
4歳の息子は、港の灯りが見えはじめた瞬間にテンションが一気に上がります。港のスケール感や光の反射って、子どもの心をつかむ力がすごいです。
0歳娘は比較的静かにチャイルドシートで寝てくれました。
“スイートJ(和室)は子連れにおすすめしたい個室。
赤ちゃん+幼児連れでフェリー泊をするなら、この安心感は代えがたいです。
ただし部屋の詳細・ミルク対策・入浴方法・温度調整・持ち込みごはんなどは、レビューした別記事にまとめています↓↓
この1日目レポートでは、流れだけ軽く触れておきます。
荷物を置いたあとは船内散策へ。
キッズスペースはシンプルですが、4歳にはちょうど良い“気晴らしスポット”になります。何もない空間でも、夜の船内では有難いスペースです。
夜は部屋の窓から真っ暗な海を観察します。

「あの灯りは何かな?」「いまどの辺にいるのかな?」
そんな会話が自然に生まれるのが旅育です。
0歳娘はフェリーの揺れが心地いいの、か自然と入眠しました。
※詳細はリンク先の記事で深掘りしています。
特に0歳&4歳という年齢差があると、長距離移動はどうしても負担が大きくなります。
フェリーはそれを“負担”ではなく、“思い出”に変えてくれる移動手段だと実感します。
1日目は、このフェリー泊が大成功でした。翌日以降のエネルギーにもつながるスタートになりました。
]]>そんな気持ちでゆるっと“旅育”に取り組んでみることにしました。
「旅育(たびいく)」は、旅を通じて子どもの主体性・好奇心・社会性を育てる取り組みのこと。特別な教材はいらなくて、「見て、触れて、感じる」体験そのものが学びになるのがポイントです。
会話も大人顔負けな4歳息子。旅先での好奇心を優先してほしいので、「楽しい」を入口にしながら“考えるきっかけ”を作ってみたいと思います。
今回は、五島列島をめぐる長旅。
長距離移動がある分、ただの観光にならないよう、「学びと楽しさ」を組み合わせたツールを準備しました。
今回の旅程は
自宅→🚙大阪→🚢福岡→🚙佐世保→🚢中通島→🚢福江島→🚢長崎
移動ごとに地図上にシールを貼って「今どこにいるか」を見える化。

地理を体感してほしいのと“旅の達成感”を感じてほしいと思って仕掛けました。
次に何をするのかを自分で確認。
「あとで○○行くんだね」「いまのうちに〇〇しておこう」と未来を意識してほしくて仕掛けました。時間の感覚を掴んだりスケジュール管理を意識する経験をしてほしいと思います。
1日の終わりに、「今日は誰にありがとうを言えたかな?」「今日はだれかにありがとうな行いができたかな?」を一緒に振り返る。

スケジュールの下にシールを貼って、できた!と今日はこの日が終わったんだな〜を可視化します。
思いやりを持った行動に挑戦してほしくて、スケジュールのページに盛り込んでみました。
特産品・観光スポット・生き物などを探しながら進むビンゴ。

その土地ならではのものに目を向け、文化や自然を感じてほしいと思って仕掛けました。「あ、あった!」という発見の喜びも共有できたら楽しそう。
この準備をまとめたのが、「きゅうしゅうのたび」のしおり。
「どこに行くの?」「なにするの?」が一目でわかるよう、キャンバで作ってみました。
しおりの中に、
・旅のスケジュール
・ビンゴ欄
・地図とシールスペース
・ありがとうミッション
を全部詰め込んでいます。




正直、これって親の自己満足かもしれません。子どもがやる気がなくて、全然取り組んでくれなくても、それでOK。全部出来たらラッキー、思い出の品として残そうと思います。
あとからふと思い出して、「あのとき楽しかった」「自分でできた」って記憶に残れば、それが一番の“成長の種”ですから。
旅は、子どもにとって最高の学びの場。忙しい毎日でも、少しの準備と“仕掛け”で、ただの旅行を「記憶に残る体験」に変えることがでます。
後日、五島列島をめぐった“体験レポート編”をまとめてみたいと思います。
今回はパパの釣りをしたい!を叶える五島列島旅。もちろん、息子とも釣りを楽しむ時間も確保したいと思っています。
そこで、親子で楽しめるイベントとして釣り大会を予定しています。

あいにく滞在期間中は風が強そうで気温もあまり高くなさそう。当日の天気を祈ります。
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