正月に作る煮しめ。多めに作ることが多く、三が日を過ぎる頃には少し余りがちになりますよね。

そんなときにぜひ試してほしいのが、煮しめの天ぷらです。煮しめはもともとしっかり下味がついているので、衣をまとわせて揚げるだけで立派な一品になります。
子どものころ、煮しめ自体はあまり得意ではありませんでしたが、この天ぷらだけは別。何もつけずに、そのまま食べてもおいしく、今でも正月明けの楽しみのひとつです。


煮しめの天ぷらの良さは、下味が完成していること。
天つゆも塩も不要で、そのまま食べられます。
余りもののはずなのに、揚げたては不思議とごちそう感が出る。正月料理の延長としても、気分を変える一皿としてもおすすめです。
煮しめが少し残ったら、「片付け」ではなく「もう一度楽しむ」。
そんな使い切り方も、正月料理の醍醐味かもしれません。
]]>冬の台所に、柚子の香りがふわっと広がる瞬間。それだけで気持ちが少し整う、そんな力を柚子は持っています。
今回はシンプルな「柚子シロップ」の作り方をまとめました。
特別な道具は不要。意外と簡単。大切なのは清潔さと、少しだけ待つことです。
① 柚子をよく洗い、アルコールで表面を拭く
皮ごと使うため、汚れや雑菌をできるだけ落とします。
② 果実瓶を洗い、アルコールで消毒する
カビ防止のため、丁寧に行います。煮沸消毒も良いでしょう。(私は過去に煮沸消毒中に瓶を割ってしまった経験から、煮沸消毒が億劫になってしまいました…。)

③ 柚子を半分に切り、果汁を絞る
果肉の袋と種は取り除きます。果皮は使うので残します。
④ 果皮を薄く切る
細めに切ると香りが出やすく、後の加工もしやすくなります。

⑤ 氷砂糖と果皮を交互に瓶へ入れる
層になるように重ねていきます。
⑥ 上から絞った柚子果汁を注ぐ


⑦ 1日2〜3回、瓶をやさしく傾ける
振る必要はありません。氷砂糖が溶けるまで、約2週間待ちます。

⑧ 氷砂糖が完全に溶けたら完成
果皮とシロップを分けて保存します。傷みが不安な場合や氷砂糖が少し残る場合は、シロップのみ鍋に入れて、かき混ぜながら火を通します。

炭酸水で割ったり、お湯で割ったり、紅茶やヨーグルトに加えるのもおすすめです。
疲れたときに、やさしい酸味と香りが広がります。
シロップ作り後の果皮も、最後まで使い切ります。

①果皮を 100〜120度のオーブンで30〜40分 焼く

②水分が飛んだら、グラニュー糖をまぶす

ほろ苦さと甘さのバランスがよく、お茶請けやちょっとしたおやつに向いています。

忙しい日々の中でも、瓶の中でゆっくり変化していく様子を見るのはちょっとした楽しみになります。
季節の手仕事として、気負わず楽しんでみてはいかがでしょうか。
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