
現在、夫婦そろって育児休業を取得しています。パパ・ママ育休プラスの利用をする予定ですが、勘違いしていた点があったのでシェアします。
パパ・ママ育休プラス制度は、パパが自由に1歳2か月まで育休を延ばせる制度ではありません。
この制度は簡潔に表現すると
1歳で保育園に入園し、仕事復帰したママを支えるために、パパの育休を一時的に延ばせる制度
です。
「1歳2か月」という期間は、保育園入園を待つための猶予ではなく、復職直後の家庭を安定させるためのサポート期間なのです。
パパ・ママ育休プラス制度は、両親が育児休業を取得する場合に限り、育休期間を調整できる制度です。
よくある説明では「1歳2か月まで育休が取れる」と言われますが、実際に1歳2か月まで休めるのは、主にパパです。
ママは原則どおり、子どもが1歳になる前日までに復職が必要です。
ここで、私自身がしていた勘違いについて書きます。
私はこう考えていました。
娘の入園は、1歳1か月か1歳2か月にすればよいのでは?
パパ・ママ育休プラスでパパの育休が1歳2か月まで延ばせるのだから、
と思っていたのです。
たとえば、
・2025年6月20日生まれ
・1歳 → 2026年6月19日
・1歳1か月 → 2026年7月
・1歳2か月 → 2026年8月
というスケジュールの場合、
2026年7月か8月に保育園に入園できれば、その間はパパの育休延長(2か月)でカバーできる
そんなイメージを持っていました。
でも実際に区の相談窓口に問い合わせたところ、この考え方は成り立たないということが判明しました。
「1歳1か月や2か月で入園できればいい」という発想自体が、制度の前提とズレていたのです。
実際には大前提として1歳になる段階(※)で保育園の入園申し込みを行い、入園可否を確定させる必要があります。
ママパパ育休プラスの実態は、1歳時点での保育園入園可否を軸に、家庭内の役割分担をどう組むかという制度設計になっています。
※1歳になる月に途中入園するのであれば、入園の申し込みは1歳になる前月の中旬ごろまでに行う必要があります。申込期限は各区役所、市町村役場の担当課に確認を。
1歳で保育園に入園できた場合、
・ママ:1歳の前日までに復職
・パパ:パパ・ママ育休プラスを使い、1歳2か月まで育休取得
という形が可能になります。
この1歳〜1歳2か月の2か月間は、
・慣らし保育の対応
・復職直後のママのフォロー
・家庭内の生活リズム調整
のための調整期間。
まさに、
「1歳で仕事に戻ったママを支えるための2か月(最長)」
です。
もし1歳時点で保育園に入園できなかった場合は、パパ・ママ育休プラスは使いません。
この場合は、「保育所に入所できない」ことを理由に、育休を1歳6か月まで(条件次第で2歳まで)延長します。
この延長は、
・ママとパパが同時に取る
・どちらか一方だけ取る
どちらも可能。
つまり、1歳2か月という期間をどう使うか考える前に、1歳で入園できるかどうかが確定している必要があるということです。
パパ・ママ育休プラス制度は、
・パパの育休を気軽に延ばす制度ではない
・保育園入園を先延ばしにする制度でもない
1歳で入園・復職した家庭を支えるための制度です。
「1歳2か月まであるから大丈夫」ではなく、「1歳でどうなるかを前提に設計されている」。
どの資料を見てもいまいち分かりにくいのが正直な感想です。
これからパパ・ママ育休プラスの利用を考えている方はご注意を!
]]>「パパママ育休プラス」という制度を使うことで、子どもが1歳2か月になるまで夫が育休を取れる仕組みになっています。
この記事では、制度の概要から実際のスケジュール例、夫の育休に期待することまでをまとめてみました。
厚生労働省「令和5年度雇用均等基本調査」によると、男性の育休取得率は17.1%(前年13.97%から増加)。ただし、そのうち1か月未満の取得が約40%を占めています。
つまり、「制度はあるけど、実際には短期で終わっているケースが多い」というのが現状。夫が数か月単位で育休を取るのは、まだまだ珍しい部類かもしれません。

育休とは…。どうせ仕事の引き継ぎをするなら、しっかり休業期間を取ってみては?
「パパ・ママ育休プラス」とは、両親がともに育児休業を取得する場合に、子どもが1歳2か月まで育児休業を延長できる制度です。
通常、育休は「子が1歳になるまで」ですが、以下の条件を満たすと、2か月延長が可能になります。
たとえばママが先に育休を取り、その後交代でパパが育休を引き継ぐような形もOK。家族のライフスタイルに合わせて、柔軟に期間を設定できるのが特徴です。
我が家の第2子の娘の誕生月は6月。
子どもが6月20日生まれだったと仮定して考えてみます。
スケジュールを具体的に当てはめると、以下のようなイメージになります。
→ 夫が1歳2か月まで育休を取れるので、
1歳児クラスの保育園入園に向けてしっかり準備期間を取れます。
保育園の入園が叶わないときは、パパの育休終了後に、ママが再度育休を延長できる場合もあります。
ただし、再取得には「ママの職場が育児休業を認める」ことが必要です。
また、育児休業給付金の再支給には雇用保険上の条件※を再度満たす必要があるため、「交代制の再育休」はややハードルが高いのが現実です。
厚生労働省が定めている主な条件は以下の通りです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| ① 雇用保険に加入している | 休業前に雇用保険の被保険者であること(パートでも可) |
| ② 育児休業開始日前の2年間で、賃金支払いのある月が12か月以上ある | 1か月に11日以上働いた月が12か月以上必要(※復帰後に期間がリセットされる場合あり) |
| ③ 育休中に賃金が支払われていない(または休業前の80%未満) | つまり実際にお休みしていることが必要 |
| ④ 会社に育児休業の届出をしている | 勝手に休んでいるだけではNG。会社を通して申請することが必要 |

ママが先に仕事復帰したのち、子が保育園に入れないとき。今度はママがパパと交代で再度育休を取得するには、ママ側の会社に迷惑をかけてしまうかもしれません。復職前に事前情報として伝え、その前提で引き継ぎを行う必要がありますね。
SNSや調査を見ると、妻が夫の育休に期待するポイントは主に3つ。
私自身が期待しているのは、「家事や子育てを自分ごととして捉える意識改革」です。
これまでなんとなく私の仕事だった料理や育児全般を、自分ごととして生活の一部にしてほしいと思っています。生活全般のものごとを考えるなかで、子供がいる前提が当たり前になってくれることに期待しています。
たとえば、休日のやることを考える際に、①掃除②買い物③読書 と考えるとします。
自分主体のスケジュール組みでは、朝食を食べたら①掃除をしよう。終わったら②買い物に行こう。買い物から帰ったら③読書をしよう とシンプルに考えるでしょう。
子供がいる前提のスケジュールだと、子が居たら遊んでほしいと言われるだろうから③読書の時間は早起きして朝にしよう。朝ごはんを食べたら①掃除をしよう。午前中に買い物を済ませたいけどお昼になりそうだな。子供の機嫌が悪くなるから午後に②買い物に行こう。買い物を午後にするなら午前中は公園に付き合おう。
という、子供の様子をイメージしたスケジュール組みを行います。これがぜひ出来るようになってほしいと思っています。
また、育休中は育児だけでなく、夫自身のキャリアや生き方を見つめ直す機会にもなればいいなと感じます。一緒に子どもと過ごす時間の中で、価値観をすり合わせたり、家族の「これから」を話し合える時間を持ちたいです。

出世して!とは言いません。どんな未来を描くのか、そうするために何をするのか、夫婦でじっくり話したいなあ。
夫が育休を取る=妻の負担ゼロ、ではありません。お互いのリズムを調整しながら、“共に育てる”時間を過ごすことが大切ですね。
「パパママ育休プラス」は、家族にとって時間のゆとりを生む制度。
私たちにとっても、育児の主役が一時的にパパにバトンタッチされることで、新しい発見や絆の形が生まれることに期待します!
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