ここでは、私自身が実感した“比べないための小さな習慣”を紹介します。
「ボディポジティブ(Body Positive)」は、どんな体形や肌の色、見た目であっても“自分の体を愛していい”というメッセージを持つ考え方。
社会がつくった「こうあるべき」という美の基準に縛られず、「私は私のままで美しい」と自分を肯定することを大切にします。
たとえば、
・ぽっちゃりでも堂々とおしゃれを楽しむ
・シミやしわを隠すより、笑顔で過ごすことを優先する
・他人の容姿を否定しない
そんな前向きさが「ボディポジティブ」の魅力です。
ただ、人によっては「自分の体を好きになる」ことがハードルに感じる場合もあります。そのときに、より現実的な考え方として出てきたのが次の「ボディニュートラル」です。
「ボディニュートラル(Body Neutral)」は、“好き”や“嫌い”といった感情を超えて、「この体は私を生かしてくれている道具」と、あるがままに受け止める考え方。
たとえば、
「太ももが太い」と気にする代わりに、「この足で毎日動いて、仕事や育児ができてる」
と考える。美しさよりも体のもたらしてくれる“機能”や“感謝”に意識を向ける感じです。
ボディポジティブが「好きになること」を目指すのに対して、ボディニュートラルは「好き・嫌いを超えること」を目指す。
どちらも、“自分を大切にする”というゴールは同じなんです。
「好きなところも、直したいところも、どちらも自分。」
私は顔の形やくせ毛がコンプレックスでした。でもある日、息子がよく言葉にしてくれる「母ちゃんが好きなの」という一言で、少しずつ自分を受け入れられるようになってきました。
“こんな自分でも、誰かの大切な存在でいられる”。
その気づきが、ありのままの自分を受け入れるきっかけになりました。
憧れの女優風のストレートヘアに憧れて縮毛矯正をかけ続ける、シワやたるみを受け入れられずに美容整形を受け続ける。
コンプレックスを一時的に取り繕って救われる人も、もちろんいるでしょう。ですが、抗うほど理想を突き詰めるようになり、永遠にコンプレックスから解放されることはないでしょう。
“理想のなにか”になることはお金も心も浪費してしまうように思います。時間をかけ、“理想の自分”を目指すほうが、心もお金も。
もし自分を責めそうになったら、身近な人の顔を思い浮かべてみてください。あなたを慕ってくれる人がいる、その事実だけで十分です。
“大切な人の目線”で見た自分を信じてあげる。それが私の中の“ボディニュートラル”です。
英語が得意な人や、キャリアで成功している同世代を見ると、落ち込む日もあります。
でも、できることが違うのは、興味の方向が違うから。それは「不足」ではなく「違い」です。
わたしもあなたも、それぞれの人生の節目節目で、それなりに悩んでベストだと思う方向を選んできたと思います。そのときの自分はそれなりに一生懸命だったはず。だからいまの自分が自分にとっての正解の姿です。
『この講座で学んで月収○○万円』『フリーランスで会社員卒業して在宅フリーランスワーママ』
そんな魅力的な言葉で高額な情報商材が売られていたりします。自分にもできるかな?自分にもそんな未来がまっているかも。特に不安な心理状態のときはそう思ってしまいがちです。
そんな時こそ一度立ち止まって、自分が本当に興味を持っていることを考えてみる。そこに新しい挑戦の種が眠っています。
少なくとも、いま目にしていま思い立った、高額な情報商材で得るスキルではないはずです。
新しい資格を取るでも、好きなことを深掘りするでもいい。小さな行動を積み重ねていくことで、“濃い時間”が増えていく。
その時間こそ、自分の人生をちゃんと生きている証になる気がします。
家計管理は、ただの数字合わせじゃなくて“生き方の写し鏡”。「自分たちは何を大事にして生きたいか?」を常に見失わないことが大切です。
お金を使うことは、価値観を選ぶこと。
私は使い道を考えるのが苦手なタイプです。一方、夫は倹約家でありながら必要だと思うものにはちゃんとお金を使えるタイプ。大事なことを見落としたお金の使い方をしようとしたときは夫がサポートしてくれています。
お互いの得意・不得意を補い合うことも、家計を“比べない形”で整える方法のひとつ。
「我が家のバランス」を見つけることが、いちばんの安心につながります。
比べるのをやめると、人の良さも、自分の弱さも、すべてが“ひとりの人間としての色”。
完璧じゃなくていい。むしろ、ちょっと歪でも、その中に“らしさ”がある。
人と比べることを完全にやめるのは難しいです。「何かになろうとしない」そして「比べる自分を責めない」だけで、人生はすこし穏やかになります。
そして、そんな姿を見て、子どもが「母ちゃんっていいな」と感じてくれたら、それが何よりのごほうびです。
]]>お金と同じように、心にも“資産”があります。それが、メンタル資産。
この資産が多いと、多少のストレスや失敗があっても立ち直りが早い。逆に、資産が少ないと、ほんの一言や小さなミスでもぐらついてしまう。
私自身、1人目の育児と仕事の両立に必死だった頃、この“メンタル資産”を完全に使い果たしていました。毎日、心の口座がマイナスに転落していくような感覚。
いま振り返ると、あの時こそ「運用」が必要だったんです。
最近よく聞く「ウェルビーイング(Well-being)」という言葉。直訳すれば「幸福」ですが、実際の意味はもっと深いのです。
世界保健機関(WHO)は、こう定義しています。
「身体的・精神的・社会的に良好な状態」
つまり、「病気がない」だけでなく、「心が安定していて」「人とつながり」「自分らしく生きている」状態。
ウェルビーイングとは、“人生の全体がバランスよく回っている感覚”なんです。
ウェルビーイングを目指すには、心の調子を“貯める・守る・増やす”という考え方が大事。
これが、いわゆるメンタル資産運用。
精神医学や心理学では、「感情の安定」「自己効力感」「社会的つながり」「意味づけ」などが
幸福度と強く関連することがわかっています。
つまり、幸せは偶然じゃなく、日々の行動で再現できる資産なんです。
精神医学・神経科学・行動医学のエビデンスがある心を整える行動をいくつか挙げてみます。
科学的根拠:
ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどの軽い有酸素運動は、脳内の「セロトニン」「ドーパミン」「BDNF(脳由来神経栄養因子)」を増やします。これらは抗うつ薬と同じ経路に作用し、ストレス耐性を高めるのだとか。
具体的に:
・1日20〜30分、週3〜5回
・ウォーキングで6000〜8000歩(通勤・買い物でOK)
・育児中なら「子どもと散歩」「抱っこでスクワット」でも同様の効果
科学的根拠:
米ハーバード大学やスタンフォード大学の研究で、8週間のマインドフルネス訓練によって扁桃体(不安を感じる脳部位)が縮小し、前頭前野(感情のコントロールを司る部位)が活性化することが確認されています。
具体的に:
・朝3〜5分、呼吸に意識を向ける
・「呼吸」「体の感覚」「今見ている景色」をただ観察
・アプリ(例:Calm、Insight Timer、日本語ならRelookなど)も有効
科学的根拠:
テキサス大学のペネベーカー博士の研究では、「感情を言語化して書く」ことでストレスホルモン(コルチゾール)が減り、免疫機能も向上することが報告されている。
具体的に:
・1日10分、思考や感情をノートに書き出す
・“事実”と“感情”を分けて書くと整理しやすい
・感謝ノートも効果大(ポジティブ心理学の研究で幸福度UP)
科学的根拠:
スタンフォード大学・西野精治氏らの研究によると、「就寝90分前の入浴」「朝の日光浴」で体温とメラトニンのリズムが整い、深いノンレム睡眠を得やすくなります。睡眠は感情調整や記憶統合を司るため、心の安定に直結します。
具体的に:
・就寝2時間前に湯船に10〜15分浸かる
・朝、カーテンを開けて日光を浴びる(5〜10分でOK)
・寝る直前のスマホ使用を減らす
科学的根拠:
オックスフォード大学の社会神経科学研究で、「信頼できる人との交流」はオキシトシン(愛着ホルモン)を増やし、ストレスホルモンを下げることが示されています。
具体的に:
・週1回でも誰かと会話する(オンライン含む)
・“愚痴を言える相手”がいること自体が保護因子になる
・家族や友人、コミュニティを“資産”と捉える
科学的根拠:
脳の報酬系(ドーパミン経路)は“進行感”に反応します。目標を達成することで「自分はできる」という自己効力感(Self-efficacy)が高まり、うつ・不安のリスクを下げるそう。
具体的に:
・「今日やることを3つ」書いて、終わったら線を引く
・“完璧”ではなく“進んでいる”を意識
・育児や家事も「ひとつのタスク」として記録してOK
この6つを続けるだけで、脳の回復力・思考の柔軟性・ストレス耐性がすべて底上げされます。
つまり、心の“複利運用”が始まるということです。
株式投資と同じで、心の資産もリスク分散が大切。
たとえば:
これらをまんべんなく少しずつ“積み立て”ることで、心の資産は安定して複利で増えていくでしょう。
今の私のポートフォリオはこんな感じ👇
1人目のときは、この配分がほぼゼロでした。
睡眠を削り早朝は勉強、夜は持ち帰り残業、家事も育児も仕事も完璧を目指す。
全部「がんばり」で埋めようとしていました。新しい部署での復職、慣れない1人目育児、頑張れば乗り越えられる、居心地の良い時間が訪れる、そう思っていたのです。
結果、体も心もすり減って“複利どころか元本割れ”でした。しわ寄せは全て子どもにいきました。
思い出すといまでも心が苦しくなる時期です。いますぐに何かを変えなければ取り返しのつかないことになると思い、転職をしました。繰り返してはならないと今だから思えます。
育休中のいま、私は“再投資期”にいます。
そして復職後は、無理に“理想の両立”を追わないと決めています。
できなかったら時短も転職も選択肢。「壊れるくらい我慢する」だけは二度としない。
それが、私のメンタル資産を守るルールです。
「私も同じように感じてる」と思った人へ。
あなたの心の資産は、まだ十分に価値があります。焦らず、比べず、自分のペースで運用していきましょう。
メンタルの複利は、静かに、でも確実に育ちます。
わたしもポートフォリオを変えながら、今日も心の資産運用を大切に過ごします。
]]>1日は長いようで、実はあっという間。「何にどれだけ時間を使うか」を意識できると、“やらされている毎日”から“自分で舵を取る毎日”に変わっていきます。
そして自分で選んだ時間の使い方で夢を叶えることが可能かもしれません。
学生の頃、TEDx というプレゼンテーションイベントに関わる機会があり、この活動の存在を知りました。その頃にYouTubeで見漁ったTEDxのプレゼンで心に響いたものがいくつかあり、いまも時々立ち返っています。
今回は「時間がない」を理由にあきらめている夢への実現可能性に気づかせてくれるHidetaka Nagaoka氏の「時間という財産」(2014年5月@長野県佐久市)を紹介したいと思います。
Nagaokaさんは、独立したことをきっかけに「時間」というものの価値を深く見つめ直しました。そこから、時間をただ過ごさせるのではなく、どう使うかを自分で選ぶことが「人生を豊かにする」鍵だと語っています。
Nagaoka氏はこれらを「諦めの理論」と呼んでいます。
Nagaoka氏はこの残された7時間に気づき有効に使うことで第2の人生を送ることができ、諦めの理論に立ち向かうことができると語っています。
この目的別に区切って意識的に使う1日を24時間分割意識生活とNagaoka氏は表現しています。
3つの幸せ、とくに人にしてあげる幸せに命を燃やすことでひとは幸福になると説明しています。
Nagaoka氏は残された11万6800時間=13年4ヶ月=4867日をどう使っていくのかで人生は変わると語っています。
後になって「もっとこうすれば良かった」と思わないために、いま時間と向き合う。
忙しく感じる毎日ですが、意外と何をして過ごしただろう?と疑問に思う空白の時間って結構あることに気が付きます。わたし自身も自己実現のために、空白の時間を見直すようにしています。
1日をただ“流れる時間”として過ごすのではなく、“目的別に区切って意識的に使う”。
たとえば、「朝は家族のため」「昼は仕事」「夜は自分のため」といったように、
時間に“ラベル”を貼るイメージ。これを意識するだけで、焦りや罪悪感がぐっと減ります。
育児も家事も仕事も自己投資も、「今はこれに集中する時間」と切り替える。忙しい日々を“区切る”だけで、時間の主導権が自分に戻ってきます。
この時間意識は、先日印象を受けた本『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』(柿内尚文著/飛鳥新社)とも近しいものがある気がします。
この24時間分割意識をもって、自分の時間割を考えてみました。
軸の考え方:7時間睡眠を確保。朝夕は息子との時間を優先。でも、早朝・昼・夜の「隙間」を上手に使って、自分の成長にも投資する。
| 時間帯 | 内容 | 意識のポイント |
|---|---|---|
| 4:30〜6:30 | 早朝の自分時間(ブログ・勉強・軽い運動) | 頭がクリアな時間。静けさの中で“投資の時間”に充てる。 |
| 6:30〜9:00 | 育児・朝食・準備 | 慌ただしい時間。子供と過ごす“幸福の時間”とイミヘン。 |
| 9:00〜12:00 | 家事・買い物・0歳児娘との遊び時間 | 家事をまとめて済ませる家事貯金で役割の時間ではなく“幸福時間への投資の時間”とイミヘン、0歳児に癒される“幸福の時間” |
| 12:00〜13:30 | 昼食・昼寝 | 娘の昼寝中に思い思いに過ごす“幸福時間”。 |
| 13:30〜15:00 | ブログ、勉強、家事 | 昼の光の中で知の貯金への“投資時間”、家事貯金で“幸福時間への投資時間”。 |
| 15:00〜18:00 | 保育園迎え・公園等 | 息子との時間をしっかり楽しむ“幸福時間”。 |
| 18:00〜20:30 | 夕食・育児・家事 | 慌ただしいが子供と過ごす“幸福の時間”とイミヘン。母親としての“役割の時間”もこなす。 |
| 20:30~21:30 | 勉強 | 自分の時間に割く“投資の時間”。子供から要望があれば絵本や折り紙などをして遊ぶ“幸福の時間”と捉える。 |
| 21:30〜 | 就寝 | 子供と就寝。心置きなく休める“幸福時間”を味わう。 |
軸の考え方:6~7時間睡眠を確保。精神的な安定を最優先に「朝と夜は家族の時間」「日中は仕事に集中」「隙間は自分の未来時間」を意識。
| 時間帯 | 内容 | 意識のポイント |
|---|---|---|
| 4:00〜6:00 | 早朝の自己投資時間(ブログ・勉強・運動) | 出勤前に“投資時間”を。体調に合わせ無理をしない。 |
| 6:00〜7:30 | 家事・育児・朝食 | バタバタも“幸福時間”とポジティブにイミヘンを心がける。 |
| 7:30〜18:30 | 登園・仕事・退園 | 「今ここに集中」して、“役割の時間”を早く終える。昼休憩で昼寝し“幸福時間”を確保。 |
| 18:30~21:00 | 夕食・育児 | 就寝までの“幸福時間” |
| 21:00〜22:00 | 勉強・育児 | 少しの時間でも積み上げ続ける“投資時間”。リラックスする“幸福時間”。子供の要望にも柔軟に応える縛られない時間。 |
| 22:00〜 | 就寝 | 朝に向けて就寝時間は守る努力を。体を休める“幸福時間”。 |
24時間を“意識して分割する”だけで、同じ1日でも、心の満足度がまるで変わります。
わたしは育休中は「心を育てる時間」、復職後は「心を整える時間」を意識してみます。
“今この瞬間”、そして“未来の時間”を大切に時間を見つめなおす。焦らず、柔軟に、少しずつ、自分の描く未来に向けて時間の使い方を磨いていきましょう。
わたしは1人目(息子)の育休復帰後に、イヤイヤ期の息子の育児と仕事の両立に悩み転職をしました。キャリアや家計の漠然とした不安に駆られ、仕事で成果が出ず、イヤイヤ期の息子の扱いにも悩みました。
ワーママって、全部が中途半端なんですよね。何のために生きているのかを見失いかけた時期です。今回も復職後のメンタルが不安で、育児書や仕事術、時間術に関する本を読み漁っています。
そんな中でX(旧ツイッター)やInstagramで複数回見かけて気になった本
このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』 (柿内尚文著/飛鳥新社)https://amzn.asia/d/erKYBQ2
が今後の人生において影響を与えそうな「時間の価値観」に気づかせてくれたので紹介します。

『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』を読んで一番の学びは、
「時間の使い方は、意識の持ち方ひとつで“浪費”にも“投資”にもなる」
ということです。意識の向け方次第で「時間の有意義度」が変わることに気づかされました。
著者は前提として、時間には
があると提示しています。そして私たちの人生の目的は 「幸福の時間」を増やすこと としています。
この本のタイトルにもなっている、プリンを食べるタイミングというユーモラスな切り口から“目先の快楽”と“未来の満足”のバランスを問いかけてきます。
単なる自己管理の話ではなく、いまこの瞬間をどう捉えるかが幸福度を左右するというテーマが全体に流れています。
著者は、我慢や効率だけを重視するのではなく、「本当に満たされる時間とは何か?」をやさしい言葉で教えてくれます。
特に印象に残ったのは、
時間の意味変換(イミヘン)
というワード。
これを読んで、「無駄だ」と感じている時間も、見方を変えれば“心を休めるための時間”や“何らかの学びの時間”、なのかもしれない、と気づきました。
私は読後から、スマホを見る前に「これって私の時間の求めていた幸福の時間?」と少しだけ立ち止まるようになりました。そしてその答えはだいたいNOなので、幸福の時間(子供と触れ合う)、投資の時間(資格勉強)に切り替えられるようになりました。
そのちょっとした意識の違いが、なんだか一日を“味わってる”感覚につながっている気がします。
この本は、
にぜひ読んでほしい本です。
“時間を節約する”よりも“時間を感じる”ことの大切さを、小さなプリンを通して思い出させてくれる一冊。心の片隅に置き「いま、この瞬間をもう少し大事にしよう」と日々意識しようと思います。
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