
現在、夫婦そろって育児休業を取得しています。パパ・ママ育休プラスの利用をする予定ですが、勘違いしていた点があったのでシェアします。
パパ・ママ育休プラス制度は、パパが自由に1歳2か月まで育休を延ばせる制度ではありません。
この制度は簡潔に表現すると
1歳で保育園に入園し、仕事復帰したママを支えるために、パパの育休を一時的に延ばせる制度
です。
「1歳2か月」という期間は、保育園入園を待つための猶予ではなく、復職直後の家庭を安定させるためのサポート期間なのです。
パパ・ママ育休プラス制度は、両親が育児休業を取得する場合に限り、育休期間を調整できる制度です。
よくある説明では「1歳2か月まで育休が取れる」と言われますが、実際に1歳2か月まで休めるのは、主にパパです。
ママは原則どおり、子どもが1歳になる前日までに復職が必要です。
ここで、私自身がしていた勘違いについて書きます。
私はこう考えていました。
娘の入園は、1歳1か月か1歳2か月にすればよいのでは?
パパ・ママ育休プラスでパパの育休が1歳2か月まで延ばせるのだから、
と思っていたのです。
たとえば、
・2025年6月20日生まれ
・1歳 → 2026年6月19日
・1歳1か月 → 2026年7月
・1歳2か月 → 2026年8月
というスケジュールの場合、
2026年7月か8月に保育園に入園できれば、その間はパパの育休延長(2か月)でカバーできる
そんなイメージを持っていました。
でも実際に区の相談窓口に問い合わせたところ、この考え方は成り立たないということが判明しました。
「1歳1か月や2か月で入園できればいい」という発想自体が、制度の前提とズレていたのです。
実際には大前提として1歳になる段階(※)で保育園の入園申し込みを行い、入園可否を確定させる必要があります。
ママパパ育休プラスの実態は、1歳時点での保育園入園可否を軸に、家庭内の役割分担をどう組むかという制度設計になっています。
※1歳になる月に途中入園するのであれば、入園の申し込みは1歳になる前月の中旬ごろまでに行う必要があります。申込期限は各区役所、市町村役場の担当課に確認を。
1歳で保育園に入園できた場合、
・ママ:1歳の前日までに復職
・パパ:パパ・ママ育休プラスを使い、1歳2か月まで育休取得
という形が可能になります。
この1歳〜1歳2か月の2か月間は、
・慣らし保育の対応
・復職直後のママのフォロー
・家庭内の生活リズム調整
のための調整期間。
まさに、
「1歳で仕事に戻ったママを支えるための2か月(最長)」
です。
もし1歳時点で保育園に入園できなかった場合は、パパ・ママ育休プラスは使いません。
この場合は、「保育所に入所できない」ことを理由に、育休を1歳6か月まで(条件次第で2歳まで)延長します。
この延長は、
・ママとパパが同時に取る
・どちらか一方だけ取る
どちらも可能。
つまり、1歳2か月という期間をどう使うか考える前に、1歳で入園できるかどうかが確定している必要があるということです。
パパ・ママ育休プラス制度は、
・パパの育休を気軽に延ばす制度ではない
・保育園入園を先延ばしにする制度でもない
1歳で入園・復職した家庭を支えるための制度です。
「1歳2か月まであるから大丈夫」ではなく、「1歳でどうなるかを前提に設計されている」。
どの資料を見てもいまいち分かりにくいのが正直な感想です。
これからパパ・ママ育休プラスの利用を考えている方はご注意を!
]]>先日、夫の父方の祖母の13回忌法要がありました。
大きなトラブルもなく、無事に終えられたことに、まずは安堵しています。
法事は回数を重ねるごとに簡略化されると聞く一方で、実際に当事者として関わってみると、最低限の礼節や段取りはやはり大切だと感じました。
今回は、その実体験をまとめます。
今回参列したのは、義両親、義父の姉夫婦、我が家、夫の妹夫婦の3家族でした。
義父の妹夫婦のお子さん、遠方に住む義弟夫婦は欠席です。

親戚の高齢化もあり、全体としては簡素。
ただし、簡素=曖昧ではなく、必要なところはきちんと押さえる、そんなメリハリのある雰囲気でした。
今回のお供えは以下の通りでした。
過去に「気を使わなくていい」と御仏前を辞退されたことがあり、正直迷いました。
ただ、年齢的にも世帯としても準備しておくのが適切と判断しました。
結果的に受け取っていただけたうえ、他の兄弟世帯も形を整えていたため、準備しておいてよかったと思っています。
ベージュのパンツに黒のブラウス、カーディガンを羽織るスタイル。過度に喪服寄りにせず、落ち着きと動きやすさを重視しました。
参列者も同様の装いで、特に黒や紺にこだわらず、白やグレー、濃いグリーンを基調とした羽織やスカートスタイルをしていたように思います。
今回の服装で場の雰囲気としても違和感はありませんでした。
会場は義両親宅。開始の約1時間前に到着しました。
事前に、義父から「手伝ってもらえると助かる」と連絡があり、そのつもりでスケジュールを組んでいました。
「何かお手伝いできることはありますか」と一声かけ、あとは指示を受けながら動く形です。
実際にお茶を出したのは、
義母が淹れたお茶を私が配り、義母が湯呑を下げ始めたら、私も一緒に回収。お茶うけにお饅頭を食べるのが嫁いだ地域の習慣のようで、一緒にお出しします。
お坊さん用のお茶については、「先に別で出すように」と指示を受け、義母から受け取って配膳しました。
仕出し屋に注文したお弁当と、義母手作りのお吸い物の配膳、あわせてお土産の仕分けを担当しました。
実家の法要は毎年自宅で行っていましたが、嫁いでからの法要は自宅だったりお寺だったりと様々でした。義母にどちらの開催にすべきなのか尋ねたところ
「法事は、お寺でも家でも、どちらでも問題ないのよ」
と教えてもらいました。
家族の状況や人数に合わせて、無理のない形を選んでよい、という考え方は、これからの法事ではますます一般的になりそうです。
とはいえ、どうしても参加できない、できれば参加したくない、そういう場合に悩む方も多いと思います。
私自身は、可能であれば参加した方がよいと思っています。
理由はシンプルで、法事は供養の場であると同時に、親族間の関係性を確認する場でもあるからです。
特に長男の嫁という立場は、良くも悪くも「見られやすい」。参加することで、「きちんと向き合う姿勢」は伝わりやすいと感じます。
一方で、欠席=マナー違反、とも思いません。
実際には、
など、欠席せざるを得ない事情は誰にでも起こり得ます。
大切なのは、「行けないこと」よりも、どう伝え、どう配慮するかだと感じています。
やむを得ず欠席する場合でも、最低限ここは押さえておくと安心です。
実際、今回の13回忌でも、遠方で参加できなかった義弟夫婦はお花という形で参加していました。
「来られなかったけれど、気持ちはある」というのは、ちゃんと伝わります。
法事は、お寺でも自宅でもよいと義母から聞きました。
この話を聞いて、形式よりも、家族それぞれの事情を尊重する流れが、今は主流になりつつあると感じました。
だからこそ、無理をして体調を崩したり、家庭を犠牲にしてまで参加する必要はありません。
参加できないときは、「欠席して申し訳ない」と思いすぎなくて大丈夫。
誠意は、別の形でも伝えられます。
私の考えをまとめると、
長男の嫁という立場は、何かとプレッシャーがかかりがち。でも、すべてを背負う必要はありません。
ちゃんと考えて、悩んで、調べているあなたは、もう十分に誠実です。
法事は「正解を当てる場」ではなく、それぞれの立場で、できる形を選ぶものだと思っています。
今回の13回忌を通して感じたのは、
この3点が、法事を無事に感じよく終えるコツだということです。
特に主催者は事前に仕出しの手配や土産の買い出し、自宅法要であれば自宅のセッティング、お坊さんへのお布施の準備など、労力的にも金銭的にも負担が大きいです。
気持ちよく法要を迎えることができるよう、参加者、特に一番身近な親族は気配りを忘れないようにしたいものです。
]]>家計簿アプリとして人気の Zaim(ザイム)。無料版と有料版があり、「結局どっちがいいの?」と迷う人も多いと思います。
家計簿アプリ くふう Zaim:簡単・無料でできるお金の管理
私自身、Zaimを無料版で数か月使ってきました。
その中で感じたのは、
ということです。
この記事では、
を、実体験ベースでまとめます。
わたしがZaimの無料版を使うなかで『有料版にしたいかも…。』と思う瞬間。それは、「カードや銀行口座反映の遅さ」と「品目変更の作業効率の悪さ」です。
有料版を用いることで、かなりの機能を解放できます。
| 項目 | 無料 | プレミアム |
|---|---|---|
| 家計簿の入力・分析 | ○ | ○ |
| レシートの自動読取 | ○ | ○ |
| 銀行やカードの自動連携*1 | ○ | ○ |
| 連携先をいつでも更新*2 | × | ○ |
| 口座グループの作成 | × | ○ |
| カテゴリのカスタマイズ | × | ○ |
| 目的別コース | 制限あり | ○ |
| ホーム画面のカスタマイズ | × | ○ |
| カラーのカスタマイズ | × | ○ |
| 残高グラフの期間変更 | × | ○ |
| 履歴の一括編集 | × | ○ |
| ライフプラン | × | ○ |
| わたしの給付金 | × | ○ |
| 発見リストの保存 | 制限あり | ○ |
| カテゴリ別予算アラート | × | ○ |
| ポイント有効期限アラート | × | ○ |
| 複数アカウント切替 | × | ○ |
| 履歴のダウンロード | 制限あり | ○ |
| ふりかえりプリント | 制限あり | ○ |
| 広告の非表示 | × | ○ |
*1 無料会員登録の場合は 90 日以上ログインがなかった場合は一時的に取得を停止します。プレミアム会員の場合はログインあるなしにかかわらず継続してデータ取得します。
*2 一部の銀行は、契約上の事由から「手動更新」機能の対象外となります。
実生活のリアルタイムな資金繰りを反映しつつ、ライフプランまで見通せてしまえる機能はとても魅力的ですね。
特にわたしがZaim有料版で魅力的だと思う機能は以下
点です。
無料版でのクレジットカードや銀行口座の入出金の反映は、月に2~3回です。10日以上反映されないこともあり、リアルタイムで予算比で使用割合をチェックできません。
また、履歴の項目変更(食費?外食?娯楽費?)も、無料版はひと品目ずつでしか変更できません。有料版はまとめて変更ができます。
家計簿にかける手間を減らしたい人にとっては、有料版のメリットはかなり大きいです。
一方で、Zaim無料版でも家計簿をしっかり把握できる方法があります。
これを習慣にできれば、クレジットカードの利用履歴が反映されるのを待つ必要はありません。
無料版では、
は反映されるのを待つ必要がありますが、発生したタイミングで手入力で入力してしまえば問題ありません。反映されたタイミングで重複していればデータを統合してしまえばOKです。
そうすれば、家計簿の推移を常に把握できる状態を維持できます。
Zaim無料版で大変になるのは、
こうした使い方をした場合です。
逆に言えば、ためずに処理できる人ほど、無料版との相性は良いと感じます。
こうした人には、Zaim有料版はかなり向いています。また、予算比で使用状況をチェックできるアラート機能等もあり、徹底して家計改善したい場合は有料版にしましょう。
家計簿が長続きしない人ほどお勧めしたいです。
「まめさ」を活かせる人なら、無料版でも十分に家計管理ができます。
と、ここまで色々と書きましたが、私自身は
そのため、
まずは無料版で無理なく続けるという選択をしています。
入力が完全に習慣化して、「もっと効率を上げたい」「本気で家計を変えたい」と思えたら、その時に有料版を検討すればいいと考えています。
Zaimは、
どちらも成立する家計簿アプリです。
「無料だから使えない」「有料にしないと意味がない」ということはありません。
自分の性格と生活リズムに合った使い方を選ぶことが、家計簿を続ける一番の近道だと感じています。
]]>正月に作る煮しめ。多めに作ることが多く、三が日を過ぎる頃には少し余りがちになりますよね。

そんなときにぜひ試してほしいのが、煮しめの天ぷらです。煮しめはもともとしっかり下味がついているので、衣をまとわせて揚げるだけで立派な一品になります。
子どものころ、煮しめ自体はあまり得意ではありませんでしたが、この天ぷらだけは別。何もつけずに、そのまま食べてもおいしく、今でも正月明けの楽しみのひとつです。


煮しめの天ぷらの良さは、下味が完成していること。
天つゆも塩も不要で、そのまま食べられます。
余りもののはずなのに、揚げたては不思議とごちそう感が出る。正月料理の延長としても、気分を変える一皿としてもおすすめです。
煮しめが少し残ったら、「片付け」ではなく「もう一度楽しむ」。
そんな使い切り方も、正月料理の醍醐味かもしれません。
]]>冬の台所に、柚子の香りがふわっと広がる瞬間。それだけで気持ちが少し整う、そんな力を柚子は持っています。
今回はシンプルな「柚子シロップ」の作り方をまとめました。
特別な道具は不要。意外と簡単。大切なのは清潔さと、少しだけ待つことです。
① 柚子をよく洗い、アルコールで表面を拭く
皮ごと使うため、汚れや雑菌をできるだけ落とします。
② 果実瓶を洗い、アルコールで消毒する
カビ防止のため、丁寧に行います。煮沸消毒も良いでしょう。(私は過去に煮沸消毒中に瓶を割ってしまった経験から、煮沸消毒が億劫になってしまいました…。)

③ 柚子を半分に切り、果汁を絞る
果肉の袋と種は取り除きます。果皮は使うので残します。
④ 果皮を薄く切る
細めに切ると香りが出やすく、後の加工もしやすくなります。

⑤ 氷砂糖と果皮を交互に瓶へ入れる
層になるように重ねていきます。
⑥ 上から絞った柚子果汁を注ぐ


⑦ 1日2〜3回、瓶をやさしく傾ける
振る必要はありません。氷砂糖が溶けるまで、約2週間待ちます。

⑧ 氷砂糖が完全に溶けたら完成
果皮とシロップを分けて保存します。傷みが不安な場合や氷砂糖が少し残る場合は、シロップのみ鍋に入れて、かき混ぜながら火を通します。

炭酸水で割ったり、お湯で割ったり、紅茶やヨーグルトに加えるのもおすすめです。
疲れたときに、やさしい酸味と香りが広がります。
シロップ作り後の果皮も、最後まで使い切ります。

①果皮を 100〜120度のオーブンで30〜40分 焼く

②水分が飛んだら、グラニュー糖をまぶす

ほろ苦さと甘さのバランスがよく、お茶請けやちょっとしたおやつに向いています。

忙しい日々の中でも、瓶の中でゆっくり変化していく様子を見るのはちょっとした楽しみになります。
季節の手仕事として、気負わず楽しんでみてはいかがでしょうか。
]]>冬が来ると、そろそろかな…と思い出すのが「柚子風呂」。
わたしの実家は柚子農家なので、冬の時期はもう家中が柚子の香りでした。
今回は、実家でずっとやってきたよく香りが立つ柚子風呂のコツを皆さんにお伝えします。
冬至は一年でいちばん昼が短い日。
昔から「ここを境に運が上向く」「無病息災を願う節目」とされてきました。
柚子風呂には
といった実用的な理由もあります。
ただの縁起担ぎじゃなくて、寒さが本気出してくる時期に理にかなった習慣なんですよね。

冬至のころは、柚子農家にとって一年でいちばん忙しい時期。柚子がしっかり色づいて、香りも油分もピークになります。
このタイミングで柚子風呂が定着したのも、柚子がたくさん出回る時期だからなのかもしれません。
ここが一番伝えたいポイント。
柚子をそのまま浴槽にポン、でも悪くはないんですが、
ひと手間で香りが段違いになります。
やり方はシンプル。
⚠️注意点
目安は
「キッチンに柚子の香りがふわっと広がるくらい」
それ以上やると、香りが飛びすぎたり、実がグニョグニョになります。

このお湯ごと浴槽に入れると、とーってもいい香りの柚子風呂になります。
「翌日もまだ匂いするし、もう一回いける?」って思いがちですが、結論から言うと、やめておいた方が無難です。
理由はシンプルで、
特に追い焚きする家庭だと、配管トラブルの原因になることも。
香りが残っていても、衛生面を考えると一晩限りで処分するのが安心です。
我が家は翌日くらいまでなら乾かして使っていましたが、香りは落ちます…。
これも結論から。
食べない方がいいです。
理由は、
見た目がきれいでも、食品としての安全性はもう保証できません。
もったいない気持ちは分かりますが、柚子は「香りを楽しむ役目を全うした」と思って、感謝してさよならしましょう。
柚子風呂って、やらなくても困らない。
でも、やると「ちゃんと冬を迎えたな」という気持ちが整います。
忙しい日々の中で、湯気と一緒に立ちのぼる柚子の香りは、想像以上に特別感を味わえて、自分を労わる時間になります。
今年の冬至は、ぜひ香りが立つまで温めた柚子をお風呂にいれてみてください。
ちょっとした手間で、冬が少しやさしくなります🍊
]]>遠方にある実家(築100年超。一説では300年を超すという超のつく古民家)について、将来どのように扱うべきかを整理しています。

現時点で、60代の親と80代の祖母がまだ住んでいることもあり、家族にはまだ共有していません。
これはあくまで、自分の中での構想と検討メモです。
親・祖母は当面はこの家に住み続ける前提ですが、その先の対応を先送りせず、論点だけは整理しておきたいと思っています。
実家の将来について考える際、まずは一般的な選択肢を一通り洗い出しました。
当初は「継ぐ」「活用する」可能性も検討対象でした。

先日の帰省時に、建物の状態をあらためて確認しました。
確認できた主な点は以下です。

現時点では居住可能ですが、長期的に住み続けるには継続的な修繕が不可避と判断しました。
活用や転用を前提とする場合、相応の初期投資と維持コストが必要になる点、また立地的に集客が困難である点が現実的なハードルとして浮かび上がりました。
検討を進める中で、選択肢を次のように整理しました。
つまり、
「親が住み切る → その後は解体も含めて判断する」
という時間軸を設定する考え方です。
親の年齢(60代前半)と平均寿命・健康寿命を踏まえると、今後20〜30年は居住が続く可能性があります。
その期間を前提に、過不足のない維持を行う構想としました。
ここからは、「なんとなく維持費がかかりそう」ではなく、どこに・なぜ・いくらかかりそうかを明確にします。
前提として、
という考え方です。
想定内容
費用根拠
👉 想定費用:30〜50万円
※全室対応ではなく、「危険・不快な箇所のみ」。
想定内容
費用根拠
👉 想定費用:20〜30万円
※「使える状態を保つ」ための修繕。
ここは老々介護を見据えて最優先と考えています。※私たち子世代は遠方に住んでおり日常的に介護できません。
想定内容
費用根拠(地方相場)
👉 想定費用:120〜150万円
※最も費用をかけるポイント。
| 修繕箇所 | 想定費用 |
|---|---|
| 床の張り替え(部分) | 30〜50万円 |
| キッチン修繕 | 20〜30万円 |
| 風呂・脱衣所リフォーム | 120〜150万円 |
| 合計 | 170〜230万円 |
👉 初期修繕費:約200万円前後を想定。
※20〜30年住み切る前提での「一度きりの大きな出費」。
初期修繕後に、毎年かかりそうな費用。
👉 年間合計:約15万円
※給湯器交換などは「小修繕費」に平均化。
地方・木造戸建て(築古・増改築あり)を前提。
想定内訳
👉 解体費用:約300万円
これを将来一括で払わないため、
という準備可能性の検討をしています。
| 区分 | 内容 | 想定費用 | 累計 |
|---|---|---|---|
| 初期 | 床・キッチン・浴室修繕 | 約200万円 | 200万円 |
| 毎年(20~30年) | 固定資産税 | 年1.5万円 | 30~45万円 |
| 毎年(20~30年) | 光熱費(最低限) | 年6万円 | 120~180万円 |
| 毎年(20~30年) | 修繕・管理 | 年7.5万円 | 150~225万円 |
| 将来 | 解体費用 | 約300万円 | 800~950万円 |
※すべて概算。実際は見積取得が前提。
「価値を上げる修繕」ではなく「事故を防ぎ、住み切るための修繕」に限定しています。
合計で見ると大きく感じますが、30年スパンで分散すれば現実的な水準です。
そして何より、「どこに、なぜ、お金を使うか」を自分で選べる状態になります。
また、まだここには見えない農地管理コストや、これらを整理・維持するために現地に赴く移動コストが発生すると考えると、費用はさらに嵩む覚悟が必要でしょう。
実家の将来について、「考え始めた段階」としての記録です。
実家の問題は、感情と現実が絡みやすく、後回しにされがちです。
しかし、
ここまで整理しておくことで、将来の話し合いの土台ができます。
これは結論ではなく、判断に向けた準備段階の整理です。
同じように遠方実家の将来に悩む人にとって、考える順序の一例になればと思います。
]]>スケジュール、ミッション、ビンゴ、地図。
いろいろ盛り込んだこのしおりが、実際どれくらい効果があったのか。旅のあと、子どもの様子を振り返って、正直な感想をまとめてみました。
しおりの中で一番力を入れて作ったのが、旅のスケジュールページでした。

ですが、結果としては…何度説明しても
「つぎ、じいじばあばのところ?」
がエンドレス。
フェリーの乗り継ぎや移動の意味は、4歳にはまだ難しかったようです。
「今日はどこからどこへ行く」という流れよりも、
“最終的に会いたい人がいる”
という一点のほうが、ずっと大きかったみたいです。
フェリーの移動も、本人なりに疲れを感じていた様子で、スケジュールを把握するどころではなかったのかもしれません。
4歳には「旅程」を把握することは難しかった様子。
スケジュールを時系列で理解させようとするより、「じいじばあばに会いにいく旅なんだよ」と軸を持たせたり、すごろく形式でシールを貼ったりスタンプを押したりと、遊びの要素を加えた方がよかったかも、と思いました。
毎日ひとつ、「ありがとう」を意識するミッション。
これは、想像以上によかったです。
「ありがとうのこと、できた?」
「今日はなんのありがとうだった?」
そんな声かけをすると、自然と一日を振り返る時間ができました。
さらに、シール制度があったおかげで、
「シール貼れるようにがんばってみる?」
の一言が、“応援スイッチ”になってくれました。

旅の途中では、お店で「ごちそうさまでした」「ありがとう」が勇気を出して言えていて、これは感動でした。
ビンゴは取り組んでよかったコンテンツでした。

「××あったよ!」
「◯◯ないねぇ?」
「つぎは△△探そう!」
自分から周りに意識を向けて、探して、見つけて、報告して、喜ぶ。
観光地を“連れて歩かされる”のではなく、“自分で探索している感覚”に変えてくれました。
これは家の近所の散歩にも応用できそうです。
「今どこにいるかわかる?」
という“場所認識ミッション”は、正直あまりピンときていない様子でした。

島の名前、港の名前、県名、そしてその距離感覚。
大人には当たり前でも、子どもには「点が線につながらない」感覚なのかもしれません。
今回しみじみ思ったのは、
旅育は、全部うまくいかなくていい。
ということです。
スケジュールは理解できなかったけれど、ビンゴで世界が広がった。
地理は難しかったけれど、ありがとうは心に残った。
大人の「こうなってほしい」が入らなくても、子どもは子どものスピードで、ちゃんと何かを持ち帰っている。
それが見えただけで、しおりを作った意味は十分でした。
次に作るなら、こう変えます。
旅育は、完成形がないから面白い。その子に合わせて、毎回ちょっとずつ“育てていくもの”なのだと思いました。
帰ってきてからも、
「これ○○で見つけたね」
「ここ楽しかったね」
と、しおりを見ながら話しています。
旅が終わっても、しおりはそのまま“思い出の本”になります。
ただの旅行が、“家族の物語”に変わる。
旅育って、そういうものなのかもしれません。
]]>この日は、五島列島を離れ、複数のフェリーと車を乗り継いで私の実家へ向かう一日です。
移動ルートは、福江港 →(フェリー)長崎港 →(車)島原港 →(フェリー)熊本港 →(車)実家
なかなかの移動距離ですが、息子は朝からとても元気。
「きょう、じいじばあばのところいくんでしょ?」
五島列島の旅は最終日。でも息子にとっては、実家での生活が始まる“スタートの日”でもありました。
フェリーと車を何度も乗り継ぐ移動日は、正直、大人にとっては体力勝負です。
特に熊本港行きの熊本フェリーは、船がかなり年季の入ったタイプで、船内におむつ替えシートが見当たらず、座席のみの船内でした。
座席が並ぶタイプの船でしたので横になれるスペースもなく、0歳の娘にはやや厳しい環境。疲れも出てきて、抱っこであやしながらの移動になりました。
「子連れでの長距離移動は、設備の新しさが本当に大事だな…」
と感じた瞬間でした。
ところが。
同じ熊本フェリーでも、息子にとっては最高の1時間になりました。
というのも、甲板に出ると――カモメ、カモメ、カモメ。

たくさんのカモメが船のまわりを飛び交い、乗客がかっぱえびせんを投げると、空中で上手にキャッチするのです。
どうやら定番のようで、皆さん慣れた手つき。
息子はというと、大はしゃぎで1時間ほぼすべて甲板で過ごしました。
「つかまえた!」「すごい!」「また きた!」
息子にとっての今日のハイライトは、完全にここでした。
日が暮れるころ、ようやく実家に到着。

祖父母の顔を見ると、息子の表情がふっとゆるみます。娘もごろりと横になれて、どこか安心したような様子。
この旅の本当の終着点は、「五島列島」という場所ではなく、「帰れる場所」と「会える人」だったのだと思いました。
五島列島の旅はこの日で終了。
0歳娘にとっては、「よくわからないけど、いっぱい抱っこされて移動した日」
4歳息子にとっては、「カモメと遊んで、じいじばあばに会いに行った日」
そして私にとっては、「今回の旅は目的地で過ごす時間だけでなく、その先に会う人との時間がゴールだったのだ」と感じた一日でした。
]]>私と息子、娘は観光へ。親がそれぞれ「やりたいこと」を叶える日があってもいい、そんなバランスの大切さを感じた一日でした。
向かった先は大瀬崎灯台。福江港から車で約1時間のドライブです。
展望スポットからも灯台を見下ろせますが、せっかくなので近くまで行ってみることに。娘は抱っこひも、息子には歩いてもらい、片道約1.2kmの道のりを進みました。

体力に自信のない方や、あまり歩けないお子さんには少しハードかもしれません。ですが、吹き上げる風、波が岩を打ち付ける音、潮の香り…。そのすべてが「自然の迫力」を五感で感じられる体験でした。写真では伝えきれない、圧倒的なスケールに思わず言葉を失います。
灯台のあとは、近くの「ちょうちん家」さんで昼食をとりました。地元の方が通うお店のようで、訪れた平日のランチタイムは土建屋さんのおじちゃん達で満席。ご飯は売り切れで麺類のみ、とのことでした。
息子のリクエストで焼きそばを注文し、魚のすり身揚げも単品で追加。

私は本音では皿うどんやちゃんぽんにも惹かれていましたが、ここは子ども優先。結果、焼きそばもすり身揚げもとてもおいしく、大正解でした。
座敷はなかったため、娘は壁際のベンチに寝かせ、私の体でガードしながらの食事。落ちないように気を遣いました…。
福江港で釣りを終えた夫と合流し、そのまま鬼岳へ向かいました。駐車場からすぐに登れる山で、子連れでも無理なく楽しめます。
山頂からの眺めは想像以上。夕日に染まる空と海、島のシルエットがゆっくりと表情を変えていく様子に、ただ「きれい」という言葉しか出てきませんでした。

短時間でこれほど満たされる景色に出会えるのも、五島ならではです。