この日は、夫が朝から磯へ瀬渡しで釣りに出かけました。五島列島は釣り人にとってのメッカ。今回の旅先を五島に決めた理由の一つでもあり、「本格的に釣る日を一日つくりたい」という希望を、家族で快く受け入れることにしました。
私と息子、娘は観光へ。親がそれぞれ「やりたいこと」を叶える日があってもいい、そんなバランスの大切さを感じた一日でした。
大瀬崎灯台|風と波に包まれる、ダイナミックな自然体験
向かった先は大瀬崎灯台。福江港から車で約1時間のドライブです。
展望スポットからも灯台を見下ろせますが、せっかくなので近くまで行ってみることに。娘は抱っこひも、息子には歩いてもらい、片道約1.2kmの道のりを進みました。

体力に自信のない方や、あまり歩けないお子さんには少しハードかもしれません。ですが、吹き上げる風、波が岩を打ち付ける音、潮の香り…。そのすべてが「自然の迫力」を五感で感じられる体験でした。写真では伝えきれない、圧倒的なスケールに思わず言葉を失います。
ちょうちん家|地元感たっぷりのランチタイム
灯台のあとは、近くの「ちょうちん家」さんで昼食をとりました。地元の方が通うお店のようで、訪れた平日のランチタイムは土建屋さんのおじちゃん達で満席。ご飯は売り切れで麺類のみ、とのことでした。
息子のリクエストで焼きそばを注文し、魚のすり身揚げも単品で追加。

私は本音では皿うどんやちゃんぽんにも惹かれていましたが、ここは子ども優先。結果、焼きそばもすり身揚げもとてもおいしく、大正解でした。
座敷はなかったため、娘は壁際のベンチに寝かせ、私の体でガードしながらの食事。落ちないように気を遣いました…。
鬼岳|一日の締めくくりは絶景の夕日
福江港で釣りを終えた夫と合流し、そのまま鬼岳へ向かいました。駐車場からすぐに登れる山で、子連れでも無理なく楽しめます。
山頂からの眺めは想像以上。夕日に染まる空と海、島のシルエットがゆっくりと表情を変えていく様子に、ただ「きれい」という言葉しか出てきませんでした。

短時間でこれほど満たされる景色に出会えるのも、五島ならではです。
子連れポイント
- 大瀬崎灯台までの道は片道1.2km。歩ける年齢かどうかで判断を
- 抱っこひも必須。ベビーカーは不向きです
- ちょうちん屋は座敷なし。赤ちゃん連れは抱っこ or ベンチ対応が現実的
- 鬼岳は短時間で登れるので、夕方のお出かけにも◎
旅育ポイント
- 父は釣り、母と子は観光。家族それぞれの「好き」を尊重する体験
- 風、音、匂い…五感で自然を感じることで「本物の自然」を全身で学ぶ
- 写真や動画では伝わらない“スケール感”を実体験として記憶に刻める
- 地元の食堂での食事が、地域の暮らしを身近に感じるきっかけに



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