こんにちは。カエ子です。
私は東山動植物園(📍愛知県名古屋市)が大好きです。広大な動物園と遊園地、あのボリュームで中学生以下無料、高校生以上500円は破格ですよね!ゴリラのシャバーニも、コモドオオトカゲのタロウも、息子も私も大好きです。
子連れだと動物園と遊園地エリアに吸い込まれがちですが、私は子連れこそ植物園エリアをおすすめしたいです。

東山動植物園の植物園は、ただ植物を眺めて名前を知る場所ではありません。
きれいに整備された園内で、水の音や鳥の声に包まれながら、子どもも大人も心安らげる時間を過ごせる場所です。また、子供が大はしゃぎするエリアも…。
今回は“植物園側”のおすすめポイントと体験を中心にご紹介します。
整備の行き届いた園路と休憩設備
植物園に足を踏み入れるとまず感じるのは、道路や歩道の清潔さ、そしてベンチや椅子といった休憩スペースの充実度。
段差の少ない道で舗装の状態がいいので、ベビーカーや年配の方も安心して散策できます。段差のある脇道も多くあるのですが、ベビーカーや車いすが通れるか否かは看板で表記されています。途中で気づいて引き返す…なんてことがないので安心です。
ベンチも多く設置されており、疲れたらすぐに座れます。無理せず休みながら進むことができます。

屋外のベンチって老朽化や汚れが気になって、座ることを躊躇することがありますよね。東山植物園のほとんどのベンチはお弁当を広げたくなる綺麗さですよ。
【音風景百選エリア】せせらぎと鳥のさえずりに包まれて森林浴
星が丘門から入るとすぐに聞こえてくる、小川のせせらぎ、ししおどしの石を打つ音、鳥たちのさえずり。わたしのお気に入り「音風景百選」エリアです。

東山植物園の野鳥の声は日本の音風景百選に選定されているそうです。
日本の音風景100選(にほんのおとふうけいひゃくせん)は、1996年に当時の環境庁(現・環境省)が「全国各地で人々が地域のシンボルとして大切にし、将来に残していきたいと願っている音の聞こえる環境(音風景)」を広く公募。「日本の音風景検討会」の選定審査の結果に基づき、これらの応募のうちから音環境を保全する上で特に意義があると認められる100件を選定したもの。
日本の音風景100選 – Wikipedia

風の揺らぎで葉がざわめき、鳥の鳴き声が合わさると、まるで〝森のオーケストラ”のよう。散策中、自然の中に包まれる瞬間が、忙しい日常の中での貴重な余白になります。
【お花畑ゾーン】写真映えスポット
植物園には「お花畑ゾーン」が整備されており、季節ごとに花の彩りが変わります。このゾーンは植栽の手入れが行き届いていて、写真を撮るのにぴったり。
公式キャラクターの東山の森にすむ妖精”ズーボ”の住処をイメージした「ズーボのおうち」の前で写真を撮るとかわいいこと間違いなし!


【子供の遊び場①】大きな「花びら滑り台」
お花畑の奥には子ども用遊具のスペースがあります。
4歳息子は「花びら滑り台」を気に入り、長時間遊んでいました。

ズボンが痛む系の石の滑り台ですが、新しいからか綺麗なので、ズボンの心配はまだ大丈夫です(笑)
【子供の遊び場②】夏季限定のミストゾーン「雲の広場」
暑い季節には、ミストが出るエリア「雲の広場」が稼働。入り口のセンサーが反応すると、霧のような水粒が足元と頭上から噴射されます。10月までミストが出ます。

霧、と言っても、頭上の水滴はけっこう勢いよく出てくるので、子供は着替えがあったほうがいいかもしれません。子供は“水遊び感覚”で遊べます。夏に訪れたいエリアです。
設備が充実しており安心
トイレ・多目的トイレ・休憩エリア
子ども用トイレやバリアフリー・多目的トイレが整備されていて、どの年代でも使いやすい設計。
広めの休憩スペースもあって、家族でゆったり過ごせます。
特に滑り台や霧のシャワーがあるエリアは、綺麗な子供トイレと多目的トイレがあります。お弁当を持ってピクニックのように長時間滞在するのもいいかもしれません。


水飲み場
敷地内に水飲み場が設置されています。散策中に水筒の水が無くなった!という場合でも水道がありますのでどうにかなります。暑い夏や想定外の水がぶ飲み星人👦が現れても安心。
ただし、正確な場所情報は案内図やスタッフに確認しておいたほうがベター。
わたしのおすすめ訪問プラン
- お花畑ゾーンで遊具遊び兼ピクニック
- 植物園で散歩+園内のドングリ集め→動物園のクマ舎前の「ドングリポスト」へドングリを寄付 :子供とクマについて考える機会に🐻
- 植物園散策(星が丘門出入り)+星が丘テラスでウインドウショッピング🛍️、ランチ🍽️
訪問する季節や花の見頃をチェックして出かけるとより楽しめます。
植物園内には無料のシャトルカートが定期運行していますので、体力に不安がある方はそれに乗ってお目当てのゾーンに直行するのがオススメです。
お花畑ゾーンは植物園でも丘を登った端っこにあります。動物園側から向かうと結構歩くんですよね。植物園を目的に行くのであれば、入口は植物園門、または星が丘門からの入園がいいかもしれません。
授乳室は、星が丘門、植物会館、バラ園(タヌキ横)の休憩所が植物園から近いです。詳しくは園内マップ<東山動植物園Navi>で確認できます。お花畑ゾーンからはどこも若干遠いので、近くを通る際に計画的に授乳休憩を取ってあげることをお勧めします。
注意点
- 温室後館は閉鎖中です。再整備や公開スケジュールは公式発表をチェックしてみてください。
- 植物園と動物園全体で改修工事計画が進行中のため、一部通行止め区画や閉鎖施設がある可能性があります。
まとめ
東山植物園は、静かな自然空間と子どもの遊び場が両立した貴重な場所。設備や整備の良さ、季節感あふれる植栽や水景が加わり、家族で心地よく過ごせます。
自然あふれる空間で緑と遊びを楽しめる時間をつくりに訪れてみませんか?



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