我が家は「夫婦別財布」で暮らしています。
お互いに趣味や挑戦を大事にしつつ、それぞれの人生を楽しみたい。だから「自分で稼ぎ、自分で管理するスタイル」を取ってきました。
でも、子どもの成長とともに教育費や将来資金のことを考えると、改めて「我が家全体でのお金の流れ」を見直す必要を感じています。

FPの資格を取得しましたが、自分の家計管理はまだまだ🔰マークです…。
我が家の家計見直し(夫婦別財布だけど合算した視点)
早速、ざっと我が家の支出を書き出してみます。
基本条件
・カエ子:30代前半営業職、年収450万円
・夫:上場企業技術職、年収ひみつ
・持ち家(リフォーム済み、ローンなし)
支出内訳(現金貯金除く)
項目 | 月間(万円) | 年間(万円) | 備考 |
生活費(食費・日用品・電気ガス水道・通信) | 12.2 | 146.4 | 食費7万/日用品2万/ガス1万/電気1万/水道0.5万/通信0.7万 |
奨学金返済 | 1 | 12 | |
美容/衣類 | 2.4 | 28.2 | |
住宅 | 0 | 0 | 持ち家、ローンなし |
教育費 | 1.7 | 20.4 | 来年から3年間+60万円(長女保育園) |
保険(生保・個人年金・自動車) | 7.3 | 87.6 | |
車関係(ガソリン・税金・修理)※ | 5 | 59.8 | |
レジャー※ | 6.2 | 74 | 年2回遠出あり |
交際費※ | 2.8 | 33 | |
医療費 | 0.5 | 6.2 | |
その他※ | 1.3 | 15 | 家電製品など |
出費 計 | 46.7 | 560.6 | |
積立NISA | 7.5 | 90 | |
合計 | 54.2 | 650 |
※年間にかかる費用を月々で割り返した項目
いかがでしょうか、皆さんの家計と比較して多いですか、少ないですか?※印は毎月かかっているわけではなく、年に1回ほどかかる費用が含まれているので、そういった数字を除くと、NISA分を差し引く前の月間支出は体感として35万円ほどです。
あまり贅沢はしていないつもりですが、書き出してみると結構かかっている印象です。レジャー費で私の実家に帰省する費用と、夏休みの遠出する費用と年に2回ほど大型出費があります。また、車も2台所有していますので車に関する出費の割合が大きいです。家族が増え、生活をしやすくするために家電製品の購入もまだまだ多いです。
私(カエ子)の家計内訳
- 食費:2〜3万円
- 日用品:1.5万円
- 奨学金返済:1万円
- 生命保険:1.4万円
- 個人年金:1万円
- 車の保険:6千円
- 子どもの習い事:1万円
合計で月9~10万円ほど。
さらに、子ども用品代や医療費、イベントごとの費用も私が担当することがほとんどです。
貯蓄はというと、積立NISAで年間50万円を投資していて、年間手取り約320万円の中から貯金できるのは80万円ほどです。ですが昨年と今年は、自宅のリフォームや長女の出産、自動車の買い替えなどで出費が嵩むタイミングが重なり、60万円ほどの貯金にとどまっています。
50万円を利率5%で運用し20年後に約1,600万円となるため、親の援助金1,200万円ほどは工面できます。その後積立を続けた場合は1,000万円程度でいわゆる老後2000万円目標は達成できそうにありません。子の大学資金2,000万円はカバーできないと思っています。

子育て資金、老後の安心は夫の協力が必要そうです。
夫の家計内訳
毎月の支出は上記私の出費を除くものです。投資は積立NISAで40万円/年ほど。手取りは私より多く、現金貯蓄は私の倍ほど、会社の自社株買いも積み立てて保有しているようです。
大型の買い物は夫がほとんど出してくれています。保育料が発生している時期も5万円ほどの保育園料を夫が負担してくれていました。
我が家にとって大黒柱的な存在です。
余裕があるため、趣味も楽しんでいる様子の夫。楽しみを奪うつもりはありませんが、先々の資産形成イメージを共有できたら私の不安も和らぐと思います。
見えてくること
- カエ子:毎月の固定費が多く、子ども関連+ライフイベント費はカエ子持ち。実家両親の援助費用も工面したいが、余裕がなく常に漠然とした不安が募っている。
- 夫:大きな収入源。教育費・老後資金により積極的にまわせる余力あり。
- 合算すると「年300万円台の余力(投資90万円+貯蓄)」を家族として持てている。
- そもそも貯蓄目標の設定ができていないため、日々の生活の予算決めができていない。
- そのため、この支出と貯蓄が適正なものか判断できない。
- 私自身の不安な身持ちを伝えられていない。

夫婦だし、頼らせてもらっていいですよね…?
解決アイデア
- まずはお互いの価値観【何を大事にしたいか】を共有する場をつくる
- 実際にシュミレーションを作成してみて、今の金額が適正か否か評価してみる。
- イベントや旅行の年間予算を設定する。
- 自分の貯蓄目標が達成できるよう日々の負担を再度見直す。
- 教育資金、老後資金の貯蓄方法の検討
→NISA枠に余力があるため、お互いに目標額(教育資金+老後資金)を定め積立額を増す。 - 定期的に見直して「お互いどれくらい貯められているか」確認すると安心。
まとめ
現状、私は「日常+子ども関連」の支出を多く持ち、夫は家計のベースを支えてくれています。
ただ、今後は教育費を別途準備していくとなると私一人では資金不足ですし、私は実家の費用も工面していかなくてはなりません。老後資金も2人で積み上げていく必要があります。
私自身、責任感や思い込みが強く、自己犠牲的な思考に陥りがちです。このブログを立ち上げた理由も「実家の問題を自分がどうにかしなければ」という思いからスタートしています。
「自分だけで問題を解決しなければ」という義務感から解放されるため、どうやってほしいか、夫にプランを作り相談してみたいと思います。そのために、まずは備えるお金、使うお金、の内容を夫婦ですり合わせ、別財布でも「家族全体のお金」として安心できるよう取り組んでみることから始めたいと思います。
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