ブログ著者と背景紹介

地方の限界集落に生まれ都市部在住の2児の母。実家の介護問題、相続問題を含めたライフプランを考えるブログです。実家家族も同居家族も幸せに過ごしてほしい、でも自分の幸せも大切にしたい。同じような悩みを抱える方々に少しでも参考になれば幸いです。

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雑記
カエ子
カエ子

こんにちは。「未来アリガトウ会議」を運営している 海野カエ子(旧姓:井野中) です。
このブログは、これからやってくる 介護・相続・家業の継承 という現実と、私自身の ライフプランやお金の不安 を、少しずつ整理していくために立ち上げました。

カエ子略歴

・限界集落出身の都市部在住
(実家⇔家は飛行機を使っても半日かかる)

・「井の中の蛙」状態だったので、旧姓を井野中、今の姓を海野と名乗ります

・実家家族は父方の祖母、父、母
 兄弟は兄、姉がおり2人とも中距離圏内に在住

・4歳息子と0歳娘の母

・職歴:木材専門商社勤務後、木材問屋で営業職

・資格:FP2級・AFP、簿記3級

結婚して知った「世間」と「実家」

皆さんは『限界集落』という言葉をご存じでしょうか。

地域人口の50%以上が65歳以上の集落。若者が流出し、冠婚葬祭などの社会的共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落のことである。

限界集落 – Wikipedia

30年以上前に地方のそのまた山奥の小さな農村に生まれました。

先祖代々林業を営んでおり、祖父母の代から小さな果樹園を営んでいます。山林はほとんど柚子や栗などの果樹園になったようですが、小規模山林も今だに所有しています。
父が10代の時、祖父の病死をきっかけに祖母が女手一つ果樹園を切り盛りしてきました。祖父が亡くなるころに連帯保証人として多額の借金を抱えていることが判り、一切の責任を祖母が負うことになりました。子供を養う責任に加え、多額の借金を背負うことになった祖母の心情を思うと胸が詰まります。

祖母は果樹園で育てた柑橘類を加工品にして販売したり、青果をJAに出荷したり、団子や味噌などを作って卸したりと、寝る間も惜しんで働き続けたそうです。そんな生活は生まれてからも続きました。
父や母も借金の返済をし、私が20歳頃にようやく返済が完了したことを最近知りました。両親も働きづめだったため、月曜から金曜まで保育園、土曜日は母の叔父叔母宅に預けられていました。

そんな苦しい家計でも、私は恵まれた家庭に生まれたのだと信じて止まなかったのは、愛情を注いで育ててくれた両親、祖母のおかげです。

結婚をきっかけに、世間のいろんな家の資産状況や暮らしぶりを知ることになりました。そこで初めて、家族がどれだけ苦労して私を育ててくれたかを実感しました。
「井の中の蛙、大海を知らず」と言いますが、私自身まさにそんな状態でした。なのでペンネームを「海野カエ子」としています。蛙が海に出て、新しい視野を得るイメージです。

今も実家は、果樹園と地元スーパーの仕事 で生計を立てています。

カエ子
カエ子

家族旅行をしたことがありません。外食したことも記憶の中では数回しかありません。ですが、とても幸せな子供時代でした。

これからやってくる課題

今のところ、まだ介護や相続を経験したわけではありません。
ですが、両親の高齢化や実家の果樹園の将来を考えると、避けられない課題です。

最近まで借金を返済していたため、実家の貯蓄はほぼありません。

  • 親の介護にかかるお金と生活への影響
  • 実家や果樹園をどうするか(継ぐのか、整理するのか)
  • 相続の準備をどう進めるのか

世間との経済的ギャップに驚いたとともに漠然とした不安が募り、精神的に不安定になりました。これらをひとつづつ整理し「突然やってくる問題」ではなく、前向きに準備できるテーマに変えていきたいと思っています。

カエ子
カエ子

遠方に住むからこそ、費用も心配事も増えるはず。

このブログでやっていくこと

「未来アリガトウ会議」では、次のような内容を中心に記事を書いていきます。

  • 税制や社会保障の基礎知識を整理
  • 自分のライフプランのシミュレーション
  • 月々の予算や家計管理の見直し
  • 介護・相続・実家仕舞いの費用や選択肢を考える
  • 資産運用や自己投資も含めた、暮らし全体のデザイン

上記内容に加え、雑記的に子育てや日々の選択についても触れていく予定です。

最後に

このブログは「正解」を示す場所ではなく、私自身が考え、学んだことを記録していく 小さな会議室 です。
誰かの役に立つヒントになればうれしいですし、「そうそう、うちも同じ!」と共感してもらえたらもっと嬉しいです。

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