仕事も家事も全力な毎日。だからこそ、旅の時間は“リラックス+成長のチャンス”にしたい。せっかく行くなら、子どもが「楽しかった」だけじゃなく「覚えてる」「自分で考えた」って思える体験にしたい。
そんな気持ちでゆるっと“旅育”に取り組んでみることにしました。
旅育ってなに?
「旅育(たびいく)」は、旅を通じて子どもの主体性・好奇心・社会性を育てる取り組みのこと。特別な教材はいらなくて、「見て、触れて、感じる」体験そのものが学びになるのがポイントです。
会話も大人顔負けな4歳息子。旅先での好奇心を優先してほしいので、「楽しい」を入口にしながら“考えるきっかけ”を作ってみたいと思います。
忙しいママでもできる“仕掛けのある旅”
今回は、五島列島をめぐる長旅。
長距離移動がある分、ただの観光にならないよう、「学びと楽しさ」を組み合わせたツールを準備しました。
① どこに着いたか地図にシールを貼る
今回の旅程は
自宅→🚙大阪→🚢福岡→🚙佐世保→🚢中通島→🚢福江島→🚢長崎
移動ごとに地図上にシールを貼って「今どこにいるか」を見える化。

地理を体感してほしいのと“旅の達成感”を感じてほしいと思って仕掛けました。
② 旅のスケジュール表
次に何をするのかを自分で確認。
「あとで○○行くんだね」「いまのうちに〇〇しておこう」と未来を意識してほしくて仕掛けました。時間の感覚を掴んだりスケジュール管理を意識する経験をしてほしいと思います。
③ “ありがとうミッション”
1日の終わりに、「今日は誰にありがとうを言えたかな?」「今日はだれかにありがとうな行いができたかな?」を一緒に振り返る。

スケジュールの下にシールを貼って、できた!と今日はこの日が終わったんだな〜を可視化します。
思いやりを持った行動に挑戦してほしくて、スケジュールのページに盛り込んでみました。
④ 見つけたものビンゴ
特産品・観光スポット・生き物などを探しながら進むビンゴ。

その土地ならではのものに目を向け、文化や自然を感じてほしいと思って仕掛けました。「あ、あった!」という発見の喜びも共有できたら楽しそう。
旅のしおりでワクワク倍増
この準備をまとめたのが、「きゅうしゅうのたび」のしおり。
「どこに行くの?」「なにするの?」が一目でわかるよう、キャンバで作ってみました。
しおりの中に、
・旅のスケジュール
・ビンゴ欄
・地図とシールスペース
・ありがとうミッション
を全部詰め込んでいます。




親の自己満足かも。強制しない
正直、これって親の自己満足かもしれません。子どもがやる気がなくて、全然取り組んでくれなくても、それでOK。全部出来たらラッキー、思い出の品として残そうと思います。
あとからふと思い出して、「あのとき楽しかった」「自分でできた」って記憶に残れば、それが一番の“成長の種”ですから。
まとめ
旅は、子どもにとって最高の学びの場。忙しい毎日でも、少しの準備と“仕掛け”で、ただの旅行を「記憶に残る体験」に変えることがでます。
後日、五島列島をめぐった“体験レポート編”をまとめてみたいと思います。
余談…
今回はパパの釣りをしたい!を叶える五島列島旅。もちろん、息子とも釣りを楽しむ時間も確保したいと思っています。
そこで、親子で楽しめるイベントとして釣り大会を予定しています。

あいにく滞在期間中は風が強そうで気温もあまり高くなさそう。当日の天気を祈ります。



コメント