『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』から学んだ“人生の幸福度”の上げ方

地方の限界集落に生まれ都市部在住の2児の母。農学部卒、林業業界経験あり。子どもと親、どちらの“未来”も見つめる世代として、“がんばる”と“幸せ”のちょうどいい間を探すブログです。

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自己実現

現在、2人目の育児休業中のカエ子です。

わたしは1人目(息子)の育休復帰後に、イヤイヤ期の息子の育児と仕事の両立に悩み転職をしました。キャリアや家計の漠然とした不安に駆られ、仕事で成果が出ず、イヤイヤ期の息子の扱いにも悩みました。

ワーママって、全部が中途半端なんですよね。何のために生きているのかを見失いかけた時期です。今回も復職後のメンタルが不安で、育児書や仕事術、時間術に関する本を読み漁っています。

そんな中でX(旧ツイッター)やInstagramで複数回見かけて気になった本

このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』 (柿内尚文著/飛鳥新社)https://amzn.asia/d/erKYBQ2

が今後の人生において影響を与えそうな「時間の価値観」に気づかせてくれたので紹介します。

『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』

結論:時間の “捉え方” で人生は変わる

『このプリン、いま食べるか?ガマンするか?』を読んで一番の学びは、

「時間の使い方は、意識の持ち方ひとつで“浪費”にも“投資”にもなる」

ということです。意識の向け方次第で「時間の有意義度」が変わることに気づかされました。


理由:時間は “量” ではなく “質” で感じるもの

著者は前提として、時間には

  • 幸福の時間
  • 投資の時間
  • 役割の時間
  • 浪費の時間

があると提示しています。そして私たちの人生の目的は 「幸福の時間」を増やすこと としています。

この本のタイトルにもなっている、プリンを食べるタイミングというユーモラスな切り口から“目先の快楽”と“未来の満足”のバランスを問いかけてきます。

単なる自己管理の話ではなく、いまこの瞬間をどう捉えるかが幸福度を左右するというテーマが全体に流れています。

著者は、我慢や効率だけを重視するのではなく、「本当に満たされる時間とは何か?」をやさしい言葉で教えてくれます。


具体的な気づき:時間の見方が変わった瞬間

特に印象に残ったのは、

時間の意味変換(イミヘン)

というワード。

これを読んで、「無駄だ」と感じている時間も、見方を変えれば“心を休めるための時間”や“何らかの学びの時間”、なのかもしれない、と気づきました。

私は読後から、スマホを見る前に「これって私の時間の求めていた幸福の時間?」と少しだけ立ち止まるようになりました。そしてその答えはだいたいNOなので、幸福の時間(子供と触れ合う)、投資の時間(資格勉強)に切り替えられるようになりました。

そのちょっとした意識の違いが、なんだか一日を“味わってる”感覚につながっている気がします。


まとめ:忙しくて時間がないと感じているひとに読んでほしい!

この本は、

  • 忙しさに追われて心の余裕を失っている人
  • 「やることはこなしてるのに、なんだか満たされない」人
  • 自分の行動を変えたいと思っている人

にぜひ読んでほしい本です。

“時間を節約する”よりも“時間を感じる”ことの大切さを、小さなプリンを通して思い出させてくれる一冊。心の片隅に置き「いま、この瞬間をもう少し大事にしよう」と日々意識しようと思います。

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